自己管理能力

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小1に求めるのは酷か?

小1の4月からホームスクーリングをはじめ、早8か月。

最近気にしていることがあります。

それは子ども自身の「自己管理能力」。

最近、毎日話し合って決めたことが終わらない長男。

今日は話し込んでみました。

終わる終わらない云々ではなく、「決めたこと、言ったことが遂行できないのは違くないか?」というのが僕の心理です。

目標設定は大人でも難しいもの。

だから、例えば量が多いなら減らしていいし、もっと時間が欲しいならそういえばいい。気分が乗らないなら、それでもいいんです。

でも、子ども自身が「自分がなぜ終わらせられないのか?」を全く理解していない。

「大人に言われたものだから、やる」という感覚なのか、まったく自分の責任下において行動していなかったのだと痛感させられました。

スケジュールを作らせてみた。

明日のスケジュールを作らせてみました。

ここでまたもやshock…

まず自分が何時に起きているのかがわからない。

そして、自分が毎日何に何分くらいかかっているのかもわからない。(時計は読めますし、時間の概念もあります。)

「そんなんじゃ、だめじゃん」

もう心の声が漏れましたよ。

自分のための勉強であることはきちんと理解しているはずなのに、親が先導したら(多分先導しすぎなのかな)自分で管理をしなくなっていました。

「言われたからやる」「言われたことをやればいい」

というモチベーションに少なからずなっていたのは、ホームスクーラーとしては深く反省。

子どもは親の顔をよく見ていますね。

「パパはこれをやると喜ぶ」みたいな。

でもこれって、本来求めている学びとは違うものですよね。

何としても、早急に「やりたいからやる」につなげないとと感じている今現在ですがいったいどうしたら...?

とりあえず、スケジュールを当面は書いてもらおうかなと思います。

そして、私はちょっと勉強に関しては口出しを慎もうかと思います。

自己責任で学習をするメンタルを作っていきたいです。

もう彼は勉強の仕方はわかっている。なので、ここからは自分でそれを進める技術、セルフコントロールを学ぶべきだと感じています。

自分で「今日はできた」「できなかった」の感覚を身につけること。

自分で管理をし、誰かに言われたからではなく、自分のために生活をすること。

これらはホームスクーリングをやる大きな意味の一つだったはずです。

何ができるだろう?

自己管理力をつけるためにできることとして以下。

  • 一つ目は、「大人が先導しすぎないこと」ですね。「いわれたからやる」という乾いた人間になってしまいそうな気がします。
  • 二つ目は、「時間を意識させる」。タイマーを 使って、何に何分かかった、ということを測るようにします。これにより、子どもも自分のペース、調子がわかるようになってくると思います。
  • 三つ目、「すごいものに触れさせる」。大人が何気ないところで子どもにはできないをすごいところを見せたり、すごい人、モノに触れ合わせる機会を作ります。たいていの「すごさ」は基礎学力の上に成り立つものですので、必然的にgoal-orientedなモチベーションにつながります。
  • 四つ目、三つ目と少しかぶりますが、「これができると、こんなことができるようになる」というCan-Doを伝えるようにする。「したい」という能動的な気持ちが、推進力になります。

小1からは難しいでしょうか?でもきっとできるはずです...。

言われたからでなく、自分のために。そういう思想をはぐくみたいです。

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