教頭先生とお話<#32>
今日はいくつかお話ししたいこと、聞きたいことがあったので
１年１０ヵ月ぶりに学校へ行きました。
「なんだか、懐かしい」と言いながら
学校までの道のりを、桜の花びらを拾いながら進む子供たち。
校門まで出迎えてくれた教頭先生に「お久しぶりです」と
お時間をいただけたことにお礼を言い、
子供たちが投げる桜の花びらを背中に受けながらご挨拶。
元気で明るい先生に「背が伸びたね」「元気そうだね」と話しかけられ、照れくさそうな娘。
ウサギ小屋を見に走って行く子供たちを見ながら
先生と私は少しだけ他愛のないことをお話しした後、本題へ入りました。
登校班について
昨年、今年と学校から頼まれた近所の子が登校班のお知らせを届けに来るのですが
とても居心地悪そうな、バツの悪そうな感じが可哀想で・・・
私たちにも必要ないものなので、来年からは届けなくて良いこと
そして名前も載せないでいただくようお願いしました。
新学期に貼り出される名前一覧と机
名前に関しては、籍があるからどうしても皆と一緒に載せないといけないとのことでしたが
今まで教室の一角に置かれていたらしい娘の机と椅子は撤去していただくことになり、
登校するとしたら事前にご連絡しますとお伝えしました。
来年入学の息子のホームスクールに関しての手続き
まず、ホームスクールをするための手続きなどは一切ないことを確認しました。
先生は、入学前健康診断は来ても来なくても大丈夫だけど
タダだから来たら？と笑っていました。
どちらでも大丈夫だそうです。
入学説明会も入学式も、来ても良いし来なくても大丈夫とのことですが
記入する書類があるらしく、２月中に先生が届けてくださるか
私が学校へ行く形になります。
PTAと学用品
娘の入学時、PTAに入らないことを伝えたときに
なかなか理解してもらえず、会長とのやり取りがとても煩わしかったので
息子に関しては最初から名前を渡さないようお願いしました。
入学前に申請して購入する学用品も、娘のものがあるので買わない予定でいることをお話しすると
「登校した時に、いくらでもどうにでもなりますから大丈夫です！」と。
大丈夫、大丈夫とたくさん言っていただいて
特に心配なことがあったわけではないけれど、とても嬉しい気持ちになりました。
教科書は４月に入らなければ届かないので、また後日お届けしますと
そこから話題は学習について流れていき
「九九は言えますか？」との問いに
「途中まで勉強しましたが、つまらないそうなのでやめました」と答えると、大きな声で笑う先生。
学校に対しては、心配されないよう気を遣うことをやめよう
自分たちの過ごし方や思うことを、ありのまま伝えていこうという気持ちで向き合っているので
親として、勉強は本人たちが必要だと思った時に始めてほしいと思っていること
子供たちの、楽しい・学びたいと思った時の集中力はものすごく、今勉強していないことに対して何も心配していないこと
親が押し付けるような形での学習や教育は、私はしたくないことをお話しして
だから教科書をいただいても、しばらく出番はやってこないと思うけれど
大切に保管しますと伝えました。
最後に、長期休暇中は校庭を解放しているから、いつでも遊びにきてくださいと言葉をかけてくださった教頭先生。
好きで教師という仕事に就いたこと
仕事があること、元気に働けていることが本当に有り難いと思っていること
人が好きなこと、人と話すことがとても好きなことを力強く語っていました。
どうなるかな？と思っていた来年入学の息子のアレコレですが
担当していただく先生が今の教頭先生で本当に良かったという気持ちと、
もしタイミングが少しずれていて、違う先生だったら
違う地区・違う学校だったら・・・
今までに聞いた、ホームスクールを始めるまでとても大変な思いをした方々の体験を思うと
こちらで選べないことに対して学校側の対応が様々なのは
どうなんだろう？と疑問や憤りも感じます。
もっともっと私たちホームスクーラーが繋がり広がって
情報を共有しながら纏まっていけば
その辺も解決できるようになるのかな？
