採用に効く出版!?のプランニング事例

Koichi Oda
HONTENTS
Published in
5 min readMay 18, 2017

「夢は叶うもんやないんです。自分の手で掴むもんなんですわ」

ー5月15日夜、大阪・京橋にて出版記念講演会を開催。
40席が埋まったセミナールームでは、講師の熱い体験談&エピソードに終始笑いと共感の声が沸き起こり、熱気に包まれていました。

登壇したのは、美容サロン6店舗を経営するオーナー・松島貴規氏。今春発刊の電子版でAmazon「職場文化」カテゴリー第1位を2週連続で獲得、同日には単行本を発刊した著者です。

参加者のなかには、講演会の開催ではじめて著者を知り、興味を持ったという方もいました。

◆単なる「出版」ではない、HONTENTS×著者の強力タッグ

「出版」は当然ながら本をつくって販売をしますが、多くの出版社は本をつくり、書店へ取り次ぐ段階までの作業にとどまります。

これに対してHONTENTSでは、
・出版
・情報発信
・著者が抱える真の目標・ニーズの実現

に向けたプランニングを行い、具体的なアクションを起こします。

松島氏も当初は「社員と周囲にいる後輩経営者がつかうテキストをつくりたい」とのことで出版を検討していましたが、ヒアリングを重ねるうちに真の目標である「社員100人、10店舗達成」を後押しできるようプランを発展させました。

さらにその後は、著者と担当者のミーティング、担当編集間での協議をくり返し、
・伝えたいことは何か?
・誰に伝えたいのか?
・どう伝えれば読者に届くのか?

を検討し、施策と方向性を固めていきました。

そして、具体的なアクションとして
「出版」「販売」「書店販売」「講演会」の4つを実施することになったのです。

松島氏の場合は、採用という目標達成のために成果と情報の拡散がカギとなることから、
電子版=「本が売れる」の見える化+スタイリストを目指す層をターゲットとした構成
単行本=同業を含めた経営者・リーダーが実用できる構成・仕様

と、それぞれの特徴やメリットを生かした本をつくり、発信していくことにしました。

◆上質な表紙デザインと著者の発信力で、電子版が第1位に!

2016年夏にスタートしたプロジェクトは、美容業界が繁忙期を迎える秋、冬の期間に出版作業を進め、2017年2月27日に
松島貴規著「決めるがすべて~経営者・リーダーが夢を掴むためのワーク30~」
の電子版を発刊しました。

金風舎の本は、Amazonページで一際目を引く上質な表紙デザインが特徴ですが、さらに著者の情報発信力が大きく奏功し、発売当日の9:30時点でカテゴリ第1位を獲得。

その後は2週間連続で「職場文化」カテゴリ第1位を獲得しつづける快挙を成し遂げました。

もちろん出版の効果は表われ、著者のサロンである「Duka antique」には「出版されていた本を見てきました」と、初来店のお客様もいたとのこと。

また、著者が普段から親交を深めている経営者・オーナー様からの熱烈な応援も。それを受け、単行本では各業界のトップクラスのみなさまにご協力いただき、インタビュー、推薦文を掲載。さらに帯への贈言も頂戴しました。

さらに「せっかく出版するなら、書店に息子の本が並んでいる様子を父母に見せたい」との著者のニーズを受け、担当者が書店を直接訪問。

発刊日の当日までに、
・水嶋書房 KUZUHAモール店
・ジュンク堂書店 天満橋店
・枚方T-SITE 蔦屋書店
での発売が決定し、順次配本となっています。

こちらも地元で話題となり、多くの方が書店へと足を運んでくださっています。

▲水嶋書房 KUZUHAモール店では、店頭に配置いただきました

◆「社員100人」の採用に向けた第2フェーズが始動!

日本では、あらゆる職種で人材獲得が課題となっています。

もちろん、その解決策は多岐にわたり、個別の状況に合わせた施策が不可欠ですが、当社が得意とする「情報発信」も、人材への悩みを解決する有効な一手と考えます。

今回のプロジェクトでは本の出版によって、著者および著者が経営する美容サロンの存在を広く情報発信することができました。

その後の施策としては具体的な採用情報の発信こそ求められますが、講演会と単行本の発刊にあわせて求人情報を著者側が発信が行い、スムーズな形で第2フェーズが始動しました。

もちろん当社としても推移をお伺いしつつ、必要な時期に必要な一手を提案していく考えです。

▲松島様とスタッフのみなさま

「中小企業のハイパーメディアクリエーション」を掲げるHONTENTSは、会社様、経営者様の真のニーズ実現を追求し、最適な提案を行える企業です。

採用、売上、ブランディングにお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

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