モチベーションは新しい発見があった時、新しいことを覚えたと感じた時。

Hot Factory Creators Team
Hot Factory Creators
13 min readDec 14, 2017

Creator Interview:クリエイティブ事業部デザインクリエイティブグループのWebディベロッパー、藤田善弘を紹介。

「Webが好きだった。」テレビのADからデジタルハリウッドに通いweb業界へ転身。

saki:インタビュー進めて参りますsakiです。
藤田さんよろしくお願いします!

藤田:よろしくお願いします。

聞き手はホットファクトリークリエイターズの元気キャラsaki

saki:さっそくですがwebに興味をもったのはいつ頃ですか?

藤田:大学生の時に友達らとバンドだったりDJだったりのイベントをしていて、そのフライヤーを作成したことがきっかけでデザインに興味をもったっていうのが一番最初のとっかかりですかね。

saki:藤田さんと言えばバリバリのフロントエンドの人ってイメージなんですが、最初はデザインから入ったかんじなんですね。

藤田:けっこうデザインから入った人って多いんじゃないですかね。
大学のパソコン室とか使わせてもらいながらやってました。
そこからサイトも作ってみたりって変化していった感じですね。
大学は経済学部なんで全然関係性はなかったんですが。

saki:当時サイト制作は完全に独学でやられてたんですか?

藤田:そうですね。
ただ僕の父親が理科の教師っていうのもあって、職業柄パソコンを非常によく使ってまして、家にパソコンだったり、ネットだったりの環境は常にある状態だったので
わりと身近にあるものって感じでした。
そういう意味では自然な流れだったのかもしれないですね。

saki:全然知らなかったんですが藤田さんのお父さんは教師をされてたんですね。だからスタッフの教育もうまいんですね。

藤田:いえいえ。

saki:まだこの時点ではWeb制作は趣味、独学で仕事にはしてないんですね。

藤田:そうですね。
大学を出るくらいの時期はweb制作の仕事ではなくてテレビのADをやってたんですよ。
そこから次の転機がありまして、ADで通ってた事務所の別のフロアにWebのスクールのデジタルハリウッドがたまたまあったんですよ。
で今の仕事もきついしそろそろちゃんと稼がないとなっていう思いと、webが好きだったっていうのもあって通うことにしました。

saki:AD!それも意外な一面ですね。
近くにスクールがあったっていうのも何かの縁ですよね。
それでデジタルハリウッドで独学からさらにスキルアップしたってことですね。

藤田:そうですね。
ただスキルアップももちろん大事だったんですがそこでWeb業界の人脈を作れたことの方が大きかったかもです。
そこから2年くらいはそこで作った人脈と大学時代の人脈で仕事をもらってフリーランスとして活動します。

「型にはまらねーよ」 の思考でいきなりフリーランスに。

saki:制作会社に入らずにいきなりフリーランスだったんですね。
それもまた思い切ってるというかすごいですね。

藤田:とは言っても食べれてるような食べれてないような感じで当時はまだ若かったのでなんとかなるやろ的な。

saki:とりあえずやってみたい精神って感じですかね。

藤田:本当に若かったんで。
「型にはまらねーよ」みたいなところがあった感じですかね。

saki:尖ってたんですね。
そこも今の藤田さんから想像つかないですね。

藤田:そうですよね。
そんなこと言いながらそのあとに実は一度制作会社にも入っています。
でもなんか違うなってなってまたフリーになります。

saki:状況の変化激しいですね。

藤田:まだまだあるんですよ。
その次は神戸から大阪に出てきて仲間3人で会社を立ち上げました。
そこではネットショップの運営やサイト制作をメインでやっていまして、
自分は一応代表という立場でしたがデザインもコーディングもやってました。
会社を続けていく中で、アパレルをやりたいだったり、地場産業に力を入れたいだったり、それぞれの方向性が少しづつ違ってきているなっていうのが出てきました。

saki:ああ、そういうのってバンドと一緒ですね。
方向性の違いってやつ。

藤田:たしかにバンドっぽいですね。
で、自分はがっつりWeb制作をやりたいなっていうのがあったのでお金の計算とかしてるのよりもそっちの方が向いてるんじゃないかなって。

saki:なるほど。

ホットファクトリーを選んだのは、規模の大きい案件に携わりたいと言う思いから。「すごいスピード感でやってるなと思いました。」

藤田:で、そのあとは神戸に引っ越して知り合いのエンジニアの事務所に間借りするかたちでまたフリーランスになりました。
そのエンジニアの方の仕事を手伝ったりしていたんですが、そのころから大規模なシステム案件に携わるようになりました。
ホットファクトリーに入る前ですね。

saki:近づいてきましたね。

藤田:そろそろ30歳が近づいてきたんですが、一人だったらフリーランスでもなんとかなるかなっていうのはあったんですが当時もう今の奥さんと知り合ってて家族もつにはこのままではダメかなとか考えて会社に入ろうと考えました。

saki:なるほどなるほど。
ホットファクトリーに決めた理由ってなんだったんでしょうか?

藤田:制作をがっつりできそうだなと思ったんです。
規模の大きい仕事がしたいっていうのがずっとあって、当時ホットファクトリーの制作実績を見ると大きいクライアントが多かったのとサイトがきれいだったってところですかね。

saki:そんなこんなで無事に入社ですね。
入ってからの印象はどうでしたか?

藤田:すごいスピード感でやってるなって思いましたね。
みんなで案件潰すみたいな、ものすごくバタバタしてて驚きましたね。

saki:たまたまその時、繁忙期でえらいことになってたみたいですね。
幸いにも藤田さんが救世主的な感じで全部乗り切れました。

藤田:当時はホットファクトリーの制作チーム自体がデザイナー、デベロッパーの作業が分業制ではなかったので本当にバタバタしてましたね。
今は以前よりもそれぞれの得意分野を専任でこなすようになったのでよりスムーズかつ合理的に案件を進められてるんじゃないですかね。

制作環境、デザイナーとの業務フロー、モチベーション、やりがい。

saki:ホットファクトリーに入社してしばらくたちますが
現在の担当ポジション、仕事内容を教えてください。

藤田:クリエイティブ事業部デザインクリエイトグループのセクションヘッドという役職に就いています。
仕事内容としては主にHTML,CSS,JavascriptなどのWebフロントエンド全般を担当しています。
デザイナーとエンジニアの間で実装面や、アニメーションやインタラクティブな処理、サイトのパフォーマンス改善など行っています。
また制作チームのガイドライン策定や内製フレームワークの整備などもしています。

ホットファクトリーデベロッパーガイドライン

saki:ガイドラインやフレームワークの整備たいへんですよね。

藤田:もともと効率化のために情報をまとめたりしていたので改めてしっかり作業のルール化をしようということになって担当したかんじですかね。

saki:作業する側はほんとに助かってます。
あと聞きたいのが制作環境って制作チーム内でもみんなバラバラだったりすると思うんですが、
藤田さんの制作環境を教えてもらえますか?

藤田:windowsでエディタはVisual Studio Codeを利用してます。
個人的にはMacでもWindowsでもよくて、ずっとMacユーザーだったんですが、結局どっちでも自分の使いやすいようにいじっちゃうので今はwindowsを使ってます。

saki:エディタはみんな結構バラバラだと思うんですが、VS codeって結構前からですか?

藤田:VS codeは1、2年くらい使ってますね。
ずっとsublimetextだったんですがいろいろ試した結果のりかえました。

saki:利点ってどういうところなのでしょうか?

藤田:標準でgitが使えるってことですかね。
sublimeでいろいろゴニョゴニョ入れたりしないといけないものも入ってるしとかまあ使いやすいですね。

saki:デザイナーとの仕事のフローってどんなかんじですか?

藤田:デザインデータとともにテキスト、フォント、カラーなどのサイトプロトコルを指定してもらいます。アニメーションなどの演出面に関しては、具体的に指示もらう場合や相談して進めたりのパターンが多いです。

深海に潜る感覚をスクロールアニメーションで表現した「深海2017」公式サイト※公開期間終了

saki:仕事のどこにモチベーションややりがいを感じますか?

藤田:新しい発見があった時とか新しいことを覚えたと感じた時とかですかね。
それぞれ役割の違うメンバーとチームを組み、協力して課題を解決、改善出来た時やリリースした成果物の評判が良かった時(制作の意図がちゃんと伝わった時)はうれしいですね。

saki:ホットファクトリーの制作体制としてエンジニア、プロマネ、デザイナーとの連携、拠点で言うと大阪、東京、札幌とだったり役割や拠点が違うメンバーとの作業が多いのでメンバーで協力して作り上げたものがちゃんと評価されると一体感も出るしうれしいですよね。

藤田:そうですね。

ネパール、野性爆弾のザ・ワールド チャネリング、マンチェスターシティ、カレー。

saki:では、これからやりたいことや目標はありますか?

藤田:基本的に日々新しいことを知り、出来なかったことが出来るようになりたいと思っています。
具体的には今年はJavaScriptフレームワーク(vue.js)を案件に本格的に採用してみたいのと、中期的にはプログレッシブウェブアプリやReact nativeを利用したアプリ開発もやってみたいと思っています。

saki:向上心が本当にすごいですよね。
ではちょっと業務とは離れるんですが、趣味を教えてください。

藤田:海外旅行、主にアジアに旅行に行くのが好きです。
次はベトナム旅行を計画しています。
近場でも銭湯めぐりとか好きですね。
食べ歩きも好きで安い屋台で薄いビールを飲むの好きですね。

saki:実際に行ってみて良かった国ってどこですか?

藤田:ネパールですかね。
人がすごいよかったです。

ネパール旅行時の写真

saki:海外で仕事したいなとか考えたりします?

藤田:フリーランスのとき少し作業したりとかはやってたんですが
やっぱりそういう憧れはあります。

saki:ホットファクトリーにもベトナムから新しく5人のエンジニアが
入社したということもあり社内も少しグローバル感でましたしね。

藤田:そうですね。
実際それはあんまり関係ないですけど海外はいいですよね。

saki:今、気になっているものを教えてください。

藤田:「野性爆弾のザ・ワールド チャネリング」
「ゲーム・オブ・スローンズ シーズン7」
「スプラトゥーン2」
とかですかね。

saki:ゲームは結構するんですか?

藤田:結構やりますね。
ゲームのUIとかも参考になりますしね。
なのでamazonプライム、ゲーム、DAZNとかにはまってますね。

saki:DAZNといえばサッカー好きですよね。

藤田:そうなんです。
特に海外サッカー好きですね。

saki:好きなチームとかあるんですか?

藤田:マンチェスターシティのファンです。
あとJリーグでも今年ヴィッセル神戸は4回観戦してますね。

saki:ホットファクトリーはサッカー案件も多いので
気合い入りますね。

藤田:そうですね。

saki:あとまた業務とは関係ないんですけど
ホットファクトリー周辺でよくいくお店とか聞いてもいいですか。

藤田:ホットファクトリーのメンバーも大好きなカレー屋のGhar(ガル)ですかね。
あとお店じゃないですけど靱公園はよく散歩します。

saki:あと好きなカレー屋を聞いとけと上から言われてますので
教えてください。
Ghar以外で。

藤田:必須の質問なんですね。
神戸のカラピンチャというスリランカカレーのお店がめっちゃ美味いです。
ぜひ行ってみてください。

saki:私カレーあんまり食べないんですが近くに行ったら挑戦してみます!
本日はありがとうございました。

ホットファクトリー制作チームの大黒柱と言ってもいいほど
多くの案件に携わりメンバーを助けてくれる藤田さん。
Webの知識だけでなく本当に幅広い多くの知識を持っていて
コーダーのみんなからは師匠と呼ばれているのも納得の人です。

みなさんも藤田師匠と呼んであげてくださいね。

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大阪、東京、札幌を拠点とするWeb制作会社ホットファクトリーが運営するメディアサイト「Hot Factory Creators」の編集チーム。