身近なところにまだまだ知らないものがあるものです
駅の階段を降りると道の向こうにビルが見えます。
このビルの看板は毎日多くの人の目に入っているはずです。
「ブリッジセンター」って何?
「大船ブリッジセンター」という文字を見た人のうち、いったい何パーセントの人がその意味を理解できているのでしょうか?
ブリッジって何?
横浜ベイブリッジなどの橋ではありません。プロレスラーがやる仰向けで腰を上げて半円形になるやつではありません。歯を抜いたときに歯と歯の間に渡してつなげるやつでもありません。海外の拠点との橋渡しをするSEでもありません。
広辞苑で「ブリッジ」と引くと7番目に正解が出てきました。
トランプの遊戯の一つ。オークションブリッジ、コントラクトブリッジなど。(私はセブンブリッジの方が有名だと思いましたが)
この、コントラクトブリッジの方です(きっと)。
私は大学生のころ、コントラクトブリッジのサークルに入っていました。入りたくて入ったのではなく、クラスの友達に頼まれて付き合いで入りました。しばらくはときどき参加していたものの、ぞのうちに幽霊部員となってしまいましたが。
コントラクトブリッジとは
コントラクトブリッジは日本ではあまり知られていないものの、ヨーロッパでは日本での麻雀のようにメジャーに行われているゲームです。アガサクリスティーの名探偵ポアロの話の中にも出てきました。たしか犯人がブリッジをしていたというアリバイがあるのを崩していく内容だったでしょうか。
コントラクトブリッジのルールは、セブンブリッジよりもナポレオンに似ています。ナポレオンは私は高校生のころに、よくやりました。
ナポレオンは5人で行います。ナポレオンと副官の二人対その他の三人で戦います。A,K,Q,J,10の計20枚の絵札を何枚取れるかを競うゲームです。
これがコントラクトブリッジになると、2人対2人の4人で行います。通常は4人でチームを組み、2人と2人に別れて相手チームの2人と2人とそれぞれ対戦します。
例えば、早稲田大のA君とB君の組が慶応大学のX君とYの組と戦います。そして離れたテーブルで早稲田大のC君とD君の組が慶応大学のZ君とW君の組と戦います。
1回目のゲームで早稲田大のA君とB君が14点で勝ったとします。そのあとカードをシャッフルせずに専用のフォルダーに入れて別のテーブルにもって行きます。そして先程早稲田大が使ったカードを慶応大のZ君とW君が使います。そしてZ君とW君が15点で勝ったとします。するとそのカードでは慶応大学が差し引きで1点勝ったことになります。カードを切らずに交換してゲームを行うので、カード運の良し悪しで勝敗は決まりません
カード運が良かったら、取れるだけ点を取っておかないと差し引きで負けることになります。
それを何十個かのセットで繰り返します。
上級者にはついていけない
うまい人になると、途中の段階で誰がどのカードを持っているのか予想できてしまいます。そして大会が終わったあとも、各場面をよく覚えています。
大会のあとの打ち上げで、「あのときお前がハートのJを持っていると思ったからあのカードを出したのに」などという会話で盛り上がります。
けれどもたまにしか参加していなかった私はそのレベルの話にはついていけません。何十セットもやったのによく覚えているなあ、と感心するばかりでした。
でももし私がよく知っている野球やソフトボールだったら、「あのときバックホームせずに2塁にボールを投げておけばよかったのに」といった話にもついていけるでしょうね。興味があることや詳しく知っていることに対しては細かいところまでしっかり覚えているものなのでしょう。
身近にも意外と知らないものがある
コントラクトブリッジとはそんなゲームです。囲碁や将棋をやる碁会所のように、ブリッジをやるセンターが各地にあるのです。
そんなブリッジ協会のように、あまり知られていない競技や団体が世の中にはたくさんあると思います。マツコの知らない世界、ではないですが、自分が知らない世界はたくさんあります。そう思うと、こらからまだまだ面白いことに出会うかもしれないな、と楽しく感じられませんか。
あなたの家や職場の近くにも、実は知らなかったものがきっとあるはずです。いつもの街を歩くときも、注意して見ながら歩けば思わぬ発見があるかもしれません。スマホを見ながら歩かずに、街の景色をよく見ながら歩きましょう。
※今日も読んでいただいてありがとうございます。
コントラクトブリッジはかなり頭を使います。子どもにやらせたら賢くなるでしょうね。大人のボケ防止にもいいかもしれません。
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