部活の全国大会って要らないんじゃないの
「部活動の全国大会は、もう廃止してしまったほうがいい」という記事がありました。
ここでは、部活動では試合数が多いから忙しくなりすぎる。参加できる大会数を制限するとか、全国大会をなくすのがいいのではないかと言っています。
その意見には私も賛成です。
大会が多いと試合に勝つためだけの練習になってしまう
中学校や高校の部活でやるスポーツの多くは、試合や大会があります。市大会に勝ち抜くと県大会、県大会に勝ち抜くと関東大会とかの地方大会、そこで勝ち抜くと全国大会、といった感じで勝ち進んで行きます。
けれども、勝ち進む意味があるのでしょうか? 遠くまで試合をしに行くには時間も費用もかかります。その間に近隣のチームと3試合くらいやった方が練習になるかもしれません。
勝ち抜くことを目標にすると、勝つためにレギュラー選手が固定されます。真面目に一生懸命努力してレギュラーを勝ち取ったから試合に出られるのですが、努力したけど紙一重でレギュラーのになれない人もいます。
そもそも学校の部活の目的は、体を鍛えたり、精神力を鍛えたり、本番で力を発揮する体験をさせる、チームプレーの大切さを教える、などではないでしょうか。勝ちにいって目的を見失わないでほしいと思います。
強いチームをどうしても決めたいのならリーグ戦にすべき
高校野球のような勝ち抜きトーナメント戦、というのもよくないと思います。負けたチームは1試合で終わりです。そもそも1試合だけの対戦ではどちらが強いか分かりません。プロ野球やJリーグのように、総当たりで同じ相手と何回か戦わないとどちらが強いか分かりません。
本当に強いチームを決めたいのなら、総当たりで何周かすべきでしょう。
甲子園の高校野球が見られなくなったらつまらない、と思うかもしれませんが、県大会を見ていても面白いですよ。近くのよく知ってる高校が出てきますし。
甲子園より学校行事優先でもいいじゃない
県大会を勝ち抜いた野球部が、学校の夏期講習と重なるので甲子園は辞退します、とか言い出したら面白いのですが。全国大会廃止派としては。
全国大会廃止、という意見には賛否両論があると思います。よかったらコメントしてください。
※今日も読んでいただいてありがとうございます。
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