PTAの仕事はたいへん -PTAをアウトソーシングしよう

働かないならお金を払え

「1万円払えばPTAの仕事をしなくてもよいとすると…」 という記事がありました。1万円でPTAの仕事をしなくてもよい権利が買えるなら買う、という人が多いようです。たしかに、PTAの仕事は大変です。役員になると、週に何日も駆り出されます。中には非協力的な委員や無責任な人もいます。

そして、いい人や真面目な人や専業主婦がそのとばっちりを食います。「仕事があるから」と言ってやらない人の分の仕事を、専業主婦や仕事を休んだ真面目な人が無償でやっているのです。これってすごく不公平だと思いませんか。働かないならお金を払うシステムにした方が公平ではないでしょうか。

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学校はPTAに依存しすぎ

そもそも、学校の体質がPTAに頼りすぎではないでしょうか。授業以外の様々な仕事をPTAが肩代わりしています。子どものために親が学校に協力すること自体はいいことだと思います。

昔の日本は、両親がいて母親が専業主婦という家が大多数でした。ですから母親が昼間学校に集まることも簡単でした。

現代では家庭もグローバル化しています。共働きが多い。離婚して両親がいない子も多い。外国人もいます。従来の家庭と同じ感覚でPTAへの協力を募っても無理があります。結局は、一部のお人好しや気が弱い人に大きな負担がかかってしまっているのです。

かといって先生方も多忙です。授業以外の負担を増やしたくはありません。

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PTAのアウトソーシング化を

PTAにボランティアとして協力できる人もいればできない人もいます。協力できることを前提として考えず、できない人はお金を払うでいいと思います。

以前もブログに書いたのですが、いっそPTAをアウトソーシングして民間会社に委託し、そのなかで協力できる親はアルバイトする形で参加するというのはどうでしょうか?

いずれにせよ、全員の親のボランティアを強要する(というともはやボランティアとは言えませんが)現在の体制は変えていきたいものです。

※今日も読んでいただいてありがとうございます。

先ほど、エンジニアライフにコラムをアップしました。読んでみてください。「便利すぎると不幸になる?!」

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