麗澤大学の入学式で「行動が自分を作る」ということを講演してきましたよ
「旅のことを人に伝えたい」という欲求はありましたが、まさか入学式で喋らせてもらえるとは。ありがたい限りです。
麗澤大学の入学式へ!
麗澤大学で教員をしている知人がいて、旅を終えて帰ってきたときに「大学で何か話をしてよ」とお話を頂いていたのがきっかけでした。
最初はちょっとした授業のひとコマをもらって、旅の経験をお話しするというくらいのことを想像していたのですが、決まってみれば花の入学式。
当日、大学の駐車場に入るとき、警備員の方に「どういった用件で?」と訊かれ、「入学式でスピーチを」と答えるときの照れくささと誇らしさと言ったらもう、笑。
331人の入学生
行ってみれば入学生の数331人。
なかなか圧倒される数でした。
会場に入るときに新入生が「やべー、後ろに座ろうぜ」なんて言いながら入っていくのですが、許されるならわたしたちが1番後ろに逃げたかったですよ。
入学生に伝えたかったこと
当日伝えたかったことを形を変えてお伝えします。
行動が自分をつくる
小説の世界では「キャラクターは説明して表現するのではなく、行動で示していけ」と言われます。例を挙げるなら
太郎はとても怒りっぽいやつだった
よりは
太郎が「あいつ、さっきからジロジロ見てねぇか?」と僕の耳元でささやいた。
「いや、見てないよ」と僕。
「ぜったい見てたね。ちょっと行ってくるわ」
「ちょっと……」
ってな具合に、動きで表現した方が伝わるんですよね。“怒りっぽい” にもいろんな種類がありますからね。
で、これは現実社会でも同じことで、「わたしはこういう人です」と説明されるよりも、「わたしはこれをやった人です」と行動で伝えてもらった方が100万倍伝わるんです。
例を挙げると
わたしは環境問題に興味があります
よりも
わたしは使い捨てされる衣類に着眼し、リサイクル品を外国へ寄付する団体を立ち上げて運営しています。
なんて言われた方が伝わりますよね? 前者は「本当に興味あるの?」と疑われてしまいますが、後者は実際にやっていることだから疑う必要がない。
で、今回お伝えしたかったことは、わたしたちが世界一周の旅をしたことで、世間の人がわたしたちを「旅や外国に興味がある人」と認識してくれるというメリットがあるのだ、ということです。
「だからみんなも、好きなことがあったら損得考えずに、行動してみようよ」
と言いたかったわけです。
今後もこういう活動がしたい
今回こうして人前で話す機会を頂けたのは幸運でした。
わたしはこうして書くことも好きですが、やっぱり実際に人に会って、顔を見ながら話ができる機会というのはこの上ない機会だと思っています。
もし「なんか話して欲しい」という人がいましたら、お知らせください。飛んでいきます。
話せるテーマはたとえば……
- 旅行一般のこと
- 行った国々のこと
- (わたしがハーフなので)日本に住むハーフのこと
たとえば旅を通して「旅人が求めること」ということは、山ほど語れます。ホテル・飲食店・交通・サービス・スーパー・土産物・etc 外国の旅人が日本でどんな苦労をしているか、一緒に考える活動などもできるでしょう。
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