クラウドサービスとWEBサービスで作る小さなお店の作り方(2)お店のWEBをまとめる

KENJI HORIE
HPBishu
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9 min readOct 14, 2016

今回原宿に続いて愛知県一宮の尾州という織物の産地の駅前に、個人向けのデジタル工房HappyPrinters原宿の2号店”HappyPrinters尾州”を開くことになりました。

前回の1回目はお店の初期設定的なところやインフラをまとめました。今回はショップカードや名刺に必要なWEBまわりをまとめようと思います。

※個人的なまとめですので、個人的にいろいろ試してから、使っている自分の好きなサービスになりますので、お好みで参考にしてください

お店のアカウントやサービスを登録するメールアドレスを作っておく。

いろいろなクラウドサービスも個人単位を基準に考えられている場合がおおく、法人やお店のアカウントを作る時にいろんな登録情報が必要になるときに困ることが多いと思います。

メールアドレスはかならず必須になるので、個人アカウントや個人情報ときれいに別れるように考えておく必要があります。メールアドレスはなるべくプロバイダーのアドレスを使うのではなく、独自ドメインを取ってから専用のメールアドレスを使うべきです。

パスワード管理するのにアプリを使う

これからお店のアカウントを運用する上で大切なのはパスワード管理になるとおもいます。一人で運用するのなら特に問題にはなりませんが、複数人で運用するのは少し慎重になります。

なのでMacな人は1Passwordを使っています。このあたりはあまり無料ソフトやサービスは使わないほうが個人的には安心かなとおもっています。

EvernoteやGoogleドライブなどにパスワードや共有制限をかけて管理するのもいいかもしれませんが、何か会った時に一度に抜かれるのは心配です。

各種SNSアカウントをとる

あとは情報発信用に各種SNSを登録していきます。このあたりは今更感ありますが、自分の好きなSNSを使うのがいいかと思います。ちなみにLINE@は必須だと思うのですが、個人的にLINEをつかわないのでやっていません。

Facebookは個人アカウントで管理者がえらべるのでとてもスムーズにつくれて管理できます。

あとはアクティブな人は減りましたが、やっぱり情報の拡散に向いていて確認しやすいtwitterは重要です。

後はInstagramも必須かとおもいます。

そして今まではFlickrやYouTube、Pinterestなども使わなくてもアカウントだけは押さえています。他にも会社やお店でプレゼンやライトニングトークなどに呼ばれることが多い場合や会社概要などをSlideShareにおいておくとアクセスが多くて登録するのもいいと思っています。

仮のホームページを作る

お店をOPENする前からちゃんとした公式サイトをつくれるのが一番ですが、費用面やお店の内容がきまらない内に作るのもすこしリスクがあります。特にWordPressやConcrete5などのCMSで作り込んでしまうと後から変えたいと思っても整合性取れなくなっていまったりするので、最近ではとりあえずペライチを使ってOPEN向けの仮ページを作るのがいいかなと思っています。

独自ドメインを設定しなくてもperaichiドメインが結構アクセスをあつめてくれるらしいので、初期の立ち上げにかんたんに使うはいいと思います。

他にもJimdoやwixなどもありますが、英語寄りや使い勝手などがちがうので、正直お好みでいいと思います。今個人的にはペライチが作りやすくておすすめです。

ブログを作る。

情報発信するのにブログも作ったほうがいいと思います。お店のOPENの準備の様子やコンセプトなども伝わりやすくなってコミュニケーションが生まれます。

これもホームページと一緒で本OPENしてから正式なものを立ち上げてもいいと持っていて、それまでのつなぎとして僕はいまMediumが一番いいと思っています。

Mediumのいいところはパブリケーションを複数人で更新できるので、他の店長やスタッフなどもMediumに書いて同じパブリケーションで公開していけるのは立ち上げも早くていいと思います。

そして何より書きやすいので、はじめてブログを書く人でも気軽に書けると思います。

まぁもちろんamebloとかもいいともいますが、個人的にはアメブロは広告やまわりのぐちゃぐちゃしたのが好きではないので使ってませんが、お店のターゲットによってはアメブロなどでもいいのかもしれません。

ただFC2だけはやめたほうがいいともいます。ドメイン全体でいろいろな不都合が起こる可能性があるので、、、

本格的にOPENして方向性が決まったらWordPressでちゃんとブログを勧めていくのがいいかなと思います。知らない人もおおいのですが、WordPressは二つあって、サーバーを用意しないといけないのと、WordPress.comが運営しているブログサービスがあります。

(1)自分でサーバーを用意してWordPressをインストールして使うOpenSourceのWordPress.orgはすこし詳しくないと壁があります。このあたりは自己解決やコミュニティーに聞きながらやれる人におすすめです。

(2)サーバー契約のいらないWordPressがやっているすぐにブログがはじめらるWordPress.comはサポートもあるので安心です。あまり詳しくなければこちらがおすすめです。

他にもしておくと面白いお店を知ってもらうためのサービス

自社のWEBやブログ以外にもいろいろな場所やサービスに時間のあるかぎり登録してみた方がいいと思います。インターネットのいろいろなところに自分のお店やサービスを知ってもらえる可能性が広がります。

PR-Tableはお店のストーリーなどをベースに自社の立ち上げから成長までをストーリーテリングできます。いろんな会社の立ち上げの苦労とかも読んでいてとても面白いです。

このあたりでショップカードや名刺に載せる情報が集まりましたか?

お店の立ち上げ準備の段階でこのあたりの要素がまとまればバッチリです。

  1. 会社名→法人立ち上げに役立つ Bizer
  2. 電話番号→IP電話サービス Shamo
  3. FAX番号→インターネットサービス eFAX
  4. メールアドレス→ドメインとってG Suite(旧GoogleApps)
  5. ホームページアドレス→初期の立ち上げはペライチ
  6. ブログアドレス→Mediumあたりから始める
  7. 各種SNSアカウント→やってもやらなくてもいろいろアカウントは取っておく

まだまだいろいろやることは続く。。。

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KENJI HORIE
HPBishu

【堀江織物株式会社取締役マーケティング部長】愛知県一宮で布の印刷やってます【HappyPrinters】原宿と一宮で個人向けのデジタルプリント工房やってます。 Evernote コミュニティリーダー、ScanSnapアンバサダー、CamiAppアンバサダーもやってます