広報って、やっぱり美人・イケメンしかできない仕事なんでしょうか?(JobQより)
昨日よりはじめたJobQのQ&Aの記事化。
この記事がNewsPicksでも大変話題になり、たった一晩で2万PV、7000PRのスマッシュヒットでした。
広報って、やっぱり美人・イケメンしかできない仕事なんでしょうか?
第2回はこちら。
これに対して筆者の回答は次の通りでした。
「ベンチャー・スタートアップ企業で広報やるなら」という前提なら、ある程度そうかもしれません。
「美人広報」とメディアが囃し立てるので勘違いされやすいのですが、本来的な広報の役割は「人前に出て自社をアピールする」ことではなく、「経営戦略・事業戦略・採用戦略に合致した情報を露出させるための、或いは自社に不都合な情報を露出させないための広報戦略を立て、媒体者と適切なリレーションを築きながら戦略を遂行すること」にあります。
つまり、広報担当が自ら表に立ってメディアに露出することは極めて期待役割としては小さく、むしろ黒子に徹すべき仕事なのです。
ただ、ベンチャー・スタートアップにおいてはそのような役割を専任で担わせる、社長が担うケースが多く、かつ少しでもメディア露出機会を増やしたい!という思いから、表に出したらヒキが強そうな美人・イケメンを広報担当として採用するケースが多い、ということです。
結論、広報担当は「ただし、イケメン・美女に限る」ということはないのでご安心ください。
以上です。いかがでしょうか?
メディアに踊らされてはいけない
世の中のあらゆるメディアは、広告費によって成り立っています。
そのため、いかに視聴率を、PVを高めるか?が最大の関心事なので、
「美人すぎる●●」
とかすぐに囃し立てようとして、本質とずれた印象を与えてしまうケースも少なくありません。
メディアに踊らされることなく、本当にそうなの?と疑うスタンスで情報に向き合うくらいがちょうどいいのかもしれません。