みどりの日の緑

海の日に山へ行くようなひねくれ者の私だが、今年のみどりの日は真面目に緑を満喫しようと自転車で公園へ行ってきた。

花を愛でるのは好きなのだが、残念なことに花の名前がわからない。というか覚えられない。本はよく読むくせにその内容をすぐ忘れてしまうのとどこか似ている。

バラエティー番組のひな壇で芸人が居並ぶように色とりどりの(といってもピンクか白だが)鉢植えの花たちがディスられている。(※ディスる=ディスプレイの略)

紅一点ならぬ黄一点。この黄色い花のように周りに流されない堂々とした態度を私も見習わなければならない。

それにしてもひとつぐらい名前のわかる花があってもよさそうなものだが。今度甥っ子に何かプレゼントするときは花の図鑑にして一緒に勉強するのがいいかもしれない。

緑をじっくり堪能した後は近くの川沿いに自転車をとめ、バッグに忍ばせた文庫本を取り出し、直射日光を浴びながら読書タイムに興じる。

家に帰って風呂に入ると、両腕の袖のあたりでくっきりと日焼けの跡がついており、肌は真っ赤になっていた。

日焼けした箇所にスポットをあてると、上が白で下が赤。まるでポーランド国旗のようだ。上下が逆ならインドネシアやモナコ国旗もありかもしれない。世界の国旗を眺めながらふとそんなことを思った。赤白2色の国旗限定ではあるが、自分の日焼け跡から世界の国旗を覚えてみるのもいいかもしれない。

それにしてもみどりの日に赤くなるとは思わなかった。