チームの再現性。チーム状態をモデル化する
この記事は「Engineering Manager Advent Calendar 2019」も5日目の記事です。
チームの再現性について
良いチームが作れたとして、それが再現性がなければ現行のチームメンバーがいなくなったら、その ”良いチーム”はなくなってしまうのか。という疑問と問題意識がありました。
“良いチーム”の定義は、確固たるものはありませんがユーザーへの価値提供が頻繁に行われ且つその精度も高い。売上貢献もしているチーム。そして、きちんと開発プロセスも回せており、メンバーのキャリアプランにも沿って、きちんとエンジニアリングできている。心理的安全性も高い。
そんなチームができたととして、その再現性を作るにはどうしたら良いかを考えていました。
まだ、知見・ノウハウと呼べるものはあまりありませんが取り組みベースで紹介していきます。
再現するとは、チームの状態をモデル化して、その中のメンバーにできるだけ影響なく良い状態を再現できることです。
よく言われる言葉としては組織文化とも言われます。
まずは、観測可能にして計測。
なんでもそうですが、チームの状態をモデル化するには、そのチームがどんな構造になっているかを見ていきます。サイバネティクスの開放システムという解釈でも良いかもしれません。
いわゆる、何を入力(input)すれば、このチームはどんな行動をして、どんな出力(output)をするのかをモデル化して予測出来るようにしていきます。