自分が当事者だと指摘事項に気付けないのに、客観的に見ると簡単に気づく問題

Masato Ishigaki
Masato Ishigaki
Published in
Jul 9, 2024

何か提案するときに、自分が提案の当事者だと指摘事項に気付けないのに、客観的に見ると簡単にその指摘事項に気づく問題がよくある

  1. 自分が当事者で提案したときに、根本的な部分の指摘をもらったりディテールの部分で指摘をもらうことがある。こうしたときに「なぜこんなことに気が付かなかった」と後悔が走る
  2. 一方、自分が提案を受ける側だと客観的に物事が見えて同じような指摘事項に簡単に気づくことが多い。

この差はなんなのかを考えてみたときに、批判的に見れているかに尽きると今時点では思っている。

2. の場合、何かの提案をもらうときに考えているのは「本人が気づいていないデメリットはないか」「メリットがデメリットを上回っているのか」という 批判的な姿勢である。

一方、1.の自分が進めるケースは提案を通したいので、あくまでもメリットを大きく見せる癖が潜在的にでてきてしまいセルフチェックはしつつ、どうしても思考プロセスとして漏れがちになる。

結局、いくら自分を律してもしょうがないので、そんなときは、必ず自分の意思とは別に承認者となっているメンバーを仮想化して思考をトレースした上で、常に横にいる形でシミュレーションを繰り返す事が多い

普段話している中でどんな視点を良く見がちなのか(例えば、良く予算部分を気にする等)をある程度分析していってイメージ。もちろん、提案を持って行く前に承認を受ける会議の前にそのメンバーと壁打ち的に会話しても良いと思うし、関係ないメンバーと壁打ちでも良いと思う。

UnsplashMario Goghが撮影した写真

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Masato Ishigak / DMM.com LLC / Division Maneger / Engineering Maneger