2021→2022
2021年の振り返りです。
総括
- 事業のスケール(仮説検証)を経験できた
- 管掌範囲が変わった
- VPoE室との兼務
- 大学での特別講義が増えた
- 連載が開始した
- オファーが増えた
- 副業先が変わった
2021年は、ProductZineのセミナーからスタート。
事業のスケール(仮説検証)を経験できた
4月頃に事業立ち上げ時のようにイニシャルコストがかかるフェーズが終わり、仮説と実験でスケールさせるフェーズだったのでとにかくKPI戦略的からのベクトルを定め、正しい方向に正しい戦術で正しいリソースを使って、どうやって組織を動かすかを考えていました。
4 ~ 12月までに大小合わせて、合計78施策(Epic単位)を行っていました。その活動内容は考え方は、以下のスライドと記事にまとめました。
管掌範囲が変わった
8月ぐらいから、組織改変があり、プロダクトを引き継いだり管掌範囲が変わったりしました。管轄メンバーは正社員や業務委託も合わせて50名以上になりました。より、1人1人にかけられる物理的な時間がなくなったため、裁量と権限をコントロールして、権限委譲を行いました。
配下にリーダー層を5名配置しました。全員と1on1を隔週行っていたものをリーダーとの1on1で行ってもらい、わたしとの1on2を月イチに変更したりしました。(もちろん、毎週/隔週と行っているメンバーもいます)
VPoE室との兼務
3Qから、VPoE直下で動くVPoE室との兼務を開始しました。VPoE室はエンジニア・デザイナー全体の課題を横断的に解決する部署です。アプローチを色々で、エンジニア採用の制度を人事部と一緒に作ったり、事業支援的な側面があったり、ロールモデル制度を作ったりと、エンジニア・デザイナ組織全体を仕組みを作り、構造をいじることで底上げしていきます。
個人としてのテーマとして「再現性が高いエンジニアリング」を意識しています。ある程度の理論に沿って、例え、チームにスーパーエンジニアが数多くいなくても、一定パフォーマンスがスケールできるような大規模な組織設計を考えています。現在も模索してながら実験を繰り返しています。
あとは、外部活動関連です。
大学での特別講義が増えた
今まではカンファレンスやコミュニティー向けへ話すことが多かったですが、今年は主に東大での講義が2本ありました。
あとは、Developers Boost 2021で基調講演もありました。
https://speakerdeck.com/i35_267/connecting-business-and-engineering
連載が開始した
翔泳社さんにて、連携が開始しました。
最近思う部分である技術のコモディティー化と事業とエンジニアリングの接続に対して、「スモールチーム」という観点で計4回各予定です。
来年に2本目を公開したいと思います。
オファーが増えた
今いる組織と市場価値をすり合わせるために、数年前から数社のヘッドハンティングとたまに情報交換をしますが、今年の後半ぐらいからCTO / VPoE / COOなどのオファーが増えてきた感じがします。
副業先が変わった
数年スパンで行っていた副業が今年で一区切りしたので、今月から新しい副業先で活動しています。いまは2本。
主にPdM補佐としての活動なので、今月はとりあえずデータ分析をしています。
まとめ
2021年は、今まで経験できなかったこと、したかったことができた年でした。基礎能力が上がった感じはします。
今年は、事業的な部分とエンジニア組織的な部分に対して色々なことを仕込むことはできたので、来年はもっと成果の部分にこだわって行ければと思います。
今年もお疲れさまでした。