土木学会インフラデータチャレンジ・シンポジウム@大阪開催しました!

インフラデータチャレンジの作品概要登録期間は、12/22(金)までを予定しております。応募をご検討されている方はお忘れなく!
http://bit.ly/idc2018_abs

急に冬の足跡が近づいてきた2018年11月21日(水)に、JR大阪駅前にあるグランフロント大阪内「Osaka Innovation Hub」を会場として、2回目となる「土木学会インフラデータチャレンジ・シンポジウム」(主催:土木学会土木情報学委員会)が開催されました。


当日は平日でみなさんお忙しい中、50名近くの方にご参加いただきました。冒頭、土木情報学委員会インフラオープンデータ・ビッグデータ研究小委員会 委員長/東京大学生産技術研究所の関本義秀准教授より、どんな職種の方が参加されているかについて問われると、土木分野やインフラ業界の方のみならず、ITを専門とする方々や物流・運輸業といった、幅広い分野からご参加いただきました。


そして、今回のシンポジウムの大きな特徴の一つは、インフラデータチャレンジに関係する多種多様な分野から事例紹介をお願いすることで、土木分野を超えて広く興味を持っていただく趣旨であったことと同時に、より距離感を近づけるための工夫として『グラレコ:グラフィック・レコーディング』をお願いしました。

これは、近年IT系のカンファレンスやワークショップを中心に、企業内の研修などにも導入されつつある手法で、視覚的な手段を通じて(専門外の参加者にとっても)内容の理解を助け、議論の基礎的な材料となるものです。さらに今回の場合は、記録を残すことで、当日惜しくもご参加になれなかった方やインフラデータチャレンジに興味がある方に対しても、当日の雰囲気をわかりやすく共有したいという意図があったからです。

関本准教授によるインフラデータチャレンジのご紹介とグラフィックレコーディングの様子

さて、本シンポジウムでは、大きく3部構成で、インフラデータを活用するコミュニティに関する取り組み、専門分野における活用やデータ解析・可視化の技術的な解説、そしてインフラ分野にまつわる課題について、それぞれ専門家の皆さんから事例報告を多く交えてご講演いただきました。以下、講演タイトル・ご登壇者のお名前とともに当日のまとめのグラフィックレコーディングを掲載します。

なお、本記事に掲載したグラフィックレコーディングの現物は、年内いっぱいをめどに、土木会館内にてご覧いただける予定です!お近くにお越しの際はぜひご見学ください。
【追記: 12/3】 実際に掲示いただきました.土木広報センターの皆さんご対応ありがとうございます.
土木学会建物内でのグラフィックレコーディング掲示の様子

第1部:ワクワクするインフラオープンデータ・ビッグデータ

①インフラデータを楽しむ!ワークショップの開催報告
・アーバンデータチャレンジ東東京 コーディネータ・榎本真美氏

②シビックテックにおけるインフラデータ活用の可能性
・CODE for IKOMA 代表/YuMake合同会社 代表社員/一般社団法人コード・フォー・ジャパン 理事・佐藤拓也氏

③データで土木に親しむ:高専生への期待
・国立高等専門学校機構 研究携推進課 教授/研究総括参事・田村隆弘氏

第1部のグラフィックレコーディング by 吉田友子 YukoYoshida

第2部:達人たちのインフラビッグデータ活用!

④点群データによる賢い道路の使い方の支援方策
・関西大学 先端科学技術推進機構 特命准教授・山本雄平氏

⑤道路交通分野へのインフラビッグデータ活用
・大阪産業大学 工学部 教授・熊澤宏之氏

⑥G空間情報センターとオープンソースソフトウェアQGISを活用した可視化
・一般社団法人 社会基盤情報流通推進協議会 理事・大伴真吾氏

第2部のグラフィックレコーディング by 吉田友子 YukoYoshida

第3部:土木のナヤミはどこにある?

⑦NEXCO西日本における高速道路管理の取組みの紹介
・NEXCO西日本 保全サービス事業本部 保全サービス事業部 部長・小笹浩司氏

⑧行政オープンデータの活用による地域課題解決
・大阪大学 産業科学研究所 准教授・古崎晃司氏

⑨オープンデータ化促進に向けた国土交通省の取り組み
・国土交通省 大臣官房技術調査課 環境安全・地理空間情報技術調整官・手塚寛之氏

第3部のグラフィックレコーディング by 吉田友子 YukoYoshida

各事例発表の後には、関本義秀准教授と瀬戸寿一(東京大学空間情報科学研究センター)特任講師より、講演内容を基にしたまとめと質疑応答が実施され、データの利用やインフラデータ活用の課題に関する多岐に渡る議論が行われました。

シンポジウムのまとめ。 休憩時間もグラフィックレコーディングを見ながら議論が盛り上がりました

インフラデータチャレンジ全体としてのイベントは年内最後になりますが、いよいよインフラデータチャレンジの作品応募に向けたスケジュールも大詰めを迎えています。作品エントリーに関する情報は、インフラデータチャレンジWebサイトを御覧ください。


土木学会インフラデータチャレンジ・シンポジウム@大阪の開催情報】
1. 日時:平成30年11月21日(水)13:30~17:30
2. 場所:Osaka Innovation Hubプレゼンスペース
3. 主催:土木学会土木情報学委員会
後援:一般社団法人 社会基盤情報流通推進協議会、東京大学 生産技術研究所、関西大学 社会空間情報科学研究センター
4. 関連URL
・インフラデータチャレンジWebサイト:http://jsce-idc.jp/
・G空間情報センター:https://www.geospatial.jp/
・土木学会インフラオープンデータ・ビックデータ研究小委員会Webサイト:http://committees.jsce.or.jp/cceips17/node/11

(土木学会土木情報学委員会・インフラオープンデータ・ビックデータ研究小委員会:室井寿明 & 瀬戸寿一)