スピードボールを購入した話
フィットネスとライフスタイルについての記録
幼稚園生の息子に映画「ロッキー」シリーズを見せたところ、ロッキーとロッキーJrがパンチングボールを使うシーンを見て、パンチングボールが欲しいと言ってきた。
私も欲しい。息子も欲しい。カミさんは金がかかるから反対だ。2対1で優勢なのだが、最終的には私と息子が土下座してお願いすることで了承をもらった。いつものことなので気にしない。
実際に購入したのは、パンチングボールではなくスピードボールである。パンチングボールはリズム良くパンチを打つ練習に使用するが、スピードボールは打ったボールが跳ね返ってくるので、避けたり、カウンターで打ったりと、いろいろ応用ができる。
使用するには、どちらにせよ、天井や床に穴を開けて、取り付ける金具を設置しなければならない。だが、我が家はアパート暮らしなので、そんなことをしたら大家さんに怒られてしまう。
そこで、私は、スピードボールとして使うときは、自分がボールに繋がるロープ(ゴム紐)を持って使用する方法を考えた。息子が練習している間、私が上下のロープをピンと張って私自身が支えの棒になるわけである。
あと、パンチングボールとして使うときは、私が上のロープを持ってボールを身体の正面に垂らす。息子がパンチを打つとボールが私の腹に当たり跳ね返ってくるので、これで練習ができるわけだ。ついでに、私の腹筋のトレーニングもできるので、一石二鳥である。
ボール打ちが出来た息子は大喜びである。下手なオモチャを買い続けるより余程良いと、私は妻に何とか説得している。しかし、キックミット、ビッグミット、スティックミット、スピードボール、パンチンググローブと実に多くのトレーニング器具を購入したものだ。このまま、キックボクシング風ジムでも経営した方が良いのだろうか。自分でも、よく分からなくなってきた。
おしまい。