追記済み: スピーカーはVGA変換アダプタを持参しなければいけなかったが、そうしなくてよくなった話
追記: 結果的にアダプタを持参しなくても良くなったと思います
紛らわしいですが下記の経緯を残しておきます
iOSDC2017でのプロジェクタ環境を調べていたら、運営委員長からこんなツイートがありまして
スピーカー宛の採択確認のGoogleフォーム入力後に届いたメール「iOSDC Japan 2017: スピーカーのみなさまへのお知らせ」の最後に、スピーカー用のドキュメントのURLがあり、そのURLからドキュメントを見るとプロジェクタの項目について下記のように書かれていました。
接続インターフェイスはVGA接続(RGB[D-Sub 15ピン))です。
VGA変換アダプタは各自お持ちください。
「変換アダプタは各自お持ち下さい」とな?
iOSDC2017は レギュラーセッションが70件、LTが24件、スポンサーセッションが4件あるわけですけども、合計98件も発表があってUSB Type-C to VGA変換アダプタが用意されていない?
開発者は2017年にiOSアプリ開発しようとしてたら、ほぼUSB Type-C使うと思うのでまずマシン側は大抵USB-Cで良いと思うんですよね。でも今更VGA接続のディスプレイなんて持っている人は少ないし接続しないので変換アダプタはない、というパターンが多いでしょう。でもおそらくUSB-CからHDMIに変換するアダプタはみんな持っていると思います。
iOSアプリ開発者のディスプレイ環境とその接続方法を考えると下のパターンになるでしょう
- USB-C to HDMI変換アダプタでHDMIに繋いでいる(多そう)
- Thunderbolt3(USB-C)で LG UltraFine 5k Displayに繋いでいる(少なそう)
- Thunderbolt 3(USB-C) to Thunderbolt 2変換アダプタでThunderbolt 2対応ディスプレイに繋いでいる(かなり少なそう)
- MiniDisplayPortでディスプレイポート対応ディスプレイに繋いでいる(2015年はこれが主要だったと思うけど今は少なそう)
- USB-C to VGAアダプタを使ってVGA接続している(いねーだろ)
- そもそもディスプレイに繋がないから変換アダプタ持ってない
変換アダプタについて
最初に注意点なんですが、USB-C から HDMI変換アダプタで変換し、そこにHDMI to VGAアダプタで接続するというのを思いつくでしょう。つまり2つの変換アダプタを使う方法。
これはかなり成功率が低いと思います。ソフトウェアエンジニア的には論理的にできない理由が分かりませんが、表示できないことが多いと思います。
2回変換して表示できてないというブログの記事がありました
追記: 熊谷さんも同じ状況になったことがあったようです。
変換アダプタについては、日常的にHDMI対応のプロジェクタにApple公式のUSB-C to HDMIアダプタで繋いでも、表示できないってことはあります。
その時は、”HyperDrive Thunderbolt 3 USB-C Hub for MacBook Pro”で表示できたのですが今でも謎ですが、もともとHDMIのケーブル長10m以上になると電力不足っていう話もあるみたいでそれっぽいですね
解決案
3つくらい思いつくのを並べておきます
- USB-C to VGA変換アダプタを運営が用意しておく(これで大抵はカバーでき、USB-Cでない人は資料をUSB-C端子があるマシンに移動)
- 運営が事前にプロジェクタにHDMIケーブル繋げられるように交渉しておく(しかし10m以上になると標準のHDMI変換アダプタで表示できないかもしれない)
- AppleTVかAirServerをインストールしたmacbookを常時プロジェクタと接続しておき発表者は自身のマシンからAir Playで表示と操作する
- MiniDsiplayPort to VGA変換アダプタを持っている人はMiniDisplayPort端子がある古いマシンを発表用に使う
- USB-C to VGA 変換アダプタを借りる
最後の借りるパターンが分かりやすいのですが、Trackが同時に4つあって合計98件発表があるので絶対無くさないようにしてほしいです。おそらく、発表した後に台の上におきざりにしたり、自分のと勘違いしてポケットに入れてしまったり、なぜか人に又貸ししてしまったりすると思います。貸してくれる人は自分のものだと分かるようなシールを貼るとかテプラを貼っておくと悲しいことにならなくて良さそうですね。
追記: 繰り返しますが購入しなくても良くなったという話を書きました