【妊娠日記⑪】妊娠24~27週目 (7か月)
強まる胎動、両親学級に参加して思ったこと
10月5日(24週4日目)
朝、ベッドの中で、起き上がられなくてだらだらしていたら、お腹にテンポよくピクピクと動く感触が。もしかして、ベビデビさん、しゃっくりしてる?としばらく手を当てていたら自然と収まった。
昨日はほとんど胎動がないうえに(「イケメン」というパワーワードも効力を発揮しなかった……)、仕事のストレスと疲れが溜まっているからか、お腹も少し張っていたので心配だったけれど、今日は朝からわりと活発でうれしい。
相変わらずじんましんがひどい(特に夜ご飯を食べたあと)ので、お風呂は昼間に入ることに。かゆくて寝られないのはつらいからね……。そして、アトピーがひどかった頃のように、爪も短く切りました。しばらく爪がまったくない状態を保たなければ。涙
10月12日(25週4日目)
ものもらいの治療のために切開し、一昨日に抜糸をした右目。腫れも赤みも引いて、目の上の違和感も収まり、このまま治るかと期待するも、今日はやたら痒くて、夜になってまた赤くなりだす始末。薬(軟膏)が合わないのか、白い水疱みたいなものが塗ったところに現れる。たぶん、これが痒みの原因。夜も目をこすってるっぽいし、やっぱり眼帯して寝るべきか……。うーん、このクセなんとかしたい。
じんましんは日によって良くなったり悪化したり。やはり背中からお尻にかけて出ることが多く、夜になると疲れるからかひどくなる。指に刺さったトゲを抜いてもらいに皮膚科に行った際に相談したら、抗アレルギー薬を増量するしかないとのこと。
目の軟膏2種類に、目薬2種類、便秘薬と抗アレルギー薬の服用。普段に輪をかけて薬のお世話になっている気がするんだけど……。思わずお腹の中のベビデビさんに、「ごめんね」とつぶやいてしまう。
10月13日(25週5日目)
朝早くから、まずは左足がつって目が覚めて、しばらく経って痛みが収まりウトウトし始めたタイミングで今度は右足に激痛が。
結果、寝起きが良くなくて、両親学級中のお産のイメジェリー(イメージトレーニング)で思わず寝落ちてしまった。話の途中がごそっと抜けているので、イメージなんてできっこない。笑
足のつりが頻繁に起きるので、着圧ソックスを買おうかなと思っていたところ、タイムリーに両親学級でも勧められた。さっそく夜、骨盤ベルトと一緒に夫氏の カズキさんがAmazonで購入してくれた。
自分は買おうかどうしようか悩んでしまって、なかなか購入に踏み切れない(そして、購入を決断した頃には既に品切れになっていたり、値引きが終わっていたりする)タイプなので、こうしてささっと行動に移してくれるところはとても助かるし頼りになる。
仕事のゴタゴタ(仲の良い同僚が急遽退職することに)が発端で、自分の今後の立ち位置が見えなくなってしまって、「家族よりも赤ちゃんよりも自分のことがいちばん大切」「母性がわかない気がする」と不満や不安な気持ちをカズキにぶちまけてしまった。
数時間話し合って、結局はマタニティブルーだったんだろうなと。お金のことや、治る気配のないものもらいのこと、妊娠が理由で自分だけ置いてけぼりを食らっている気分になっていること、旅に行けないストレス、旅の代わりになるものを見つけて方向転換しないといけないもどかしさ&やるせなさ、などなど。
ひと通りカズキに話を聞いてもらったら、なんかすっきりして、これを書いてる今(翌日)は、あんなに見るのがつらかったSNSも普通に見られているし、ブログも細々とでいいから続けようと思っている。
10月18日(26週3日目)
昨日は妊婦健診。少し小さめ(25週相当)とはいえ、病的に小さいわけではないそうで、元気に育っているとのこと。エコー中も、ジェルの冷たさに反応しているのか、ぴょこぴょこ動いていた。
元気に動いているのはいいんだけど、肝心の顔を見ようとすると、へその緒が前にかかったり、片方の目を隠してしまったりと、結局顔全体を見ることはまた叶わず。
それにしても、超音波スクリーニング検査のときには、顎をずっと引いていて鼻から口にかけてがまったく見えなかったり、前回の妊婦健診では身体をよじっていてお腹周りの正確な測定ができなかったりと、なかなかに先生と私たちを困らせてくれる。早くも我が道を行くタイプとの見方が濃厚。まあ、母が母だからねえ……。
数日前から、お腹の上から赤ちゃんの動きが見えるようになってきた。まだ身体のどの部位でお腹を押しているのかまではわからないんだけど、元気な様子が目で観察できるようになって、また安心材料が増えた。
それにしても、お腹が急激に大きくなっているからか、右のおしりの痛みが再発してしまい、少し下半身をひねっただけで痛みが走る。
10月22日(27週0日目)
数日前からおりものに粘り気があり、昨日から痒みも出てきてしまったので、この不快感はカンジダ膣炎に違いない!と思い、急遽産婦人科へ。
簡単な顕微鏡検査ではわからなかったものの、身体に害はないので、念のためカンジダの治療をしましょうと言われ、洗浄して膣座薬を入れてもらった。
正式な検査結果がわかるのは、金曜の午後。産婦人科の後に寄った内科での甲状腺血液検査の結果もこの時間帯に出るので、仕事中に席を外して電話しなきゃ。
それにしても、連日の病院行脚でお金が飛ぶ飛ぶ……。幸い目はやっと治ってきているみたいなので(もちろん、まだ油断はできない)、そちらはそろそろ通院が終わりそうだけど。
そういえばまだ歯医者(妊婦歯科検診)も行っていないし、インフルエンザのワクチンも受けておかないと。11月になってからだなー。
10月27日(27週5日目)
数日前から胎動がより一層激しくなり、ときたま私の身体が揺れるくらい動くときがある。もちろん服の上からでも確認できるし、立っているときでも胎動が感じられるようになってきた。
今日は最後の両親学級。病棟へ行き、実際に利用することになる陣痛室や分娩室、病室を見せてもらった。
入院中の新生児を見たときの、「可愛い」「儚げ」「守らなきゃ」と矢継ぎ早に浮かんだ感情は、おそらく母性なんだろうなぁ、と後々になって思ったり。
それにしても、バースプランはなかなか思い浮かべるのが難しい。それまでに断捨離やらベビーグッズの購入やら、いろいろとやらなければならないことが多すぎて、そっちに気を取られているからかな。
とりあえず、何事もなく出産できて、母子ともに健康であれば、という気持ち。体力のこととか、お金のこととか、そこそこ不安はあるものの、カズキがサポートしてくれるという安心感はあるので、退院してからに関しては楽しみしかない。いっちょ頑張ったろかみたいな。笑