リハーサルについて

ちょっと車の点検に来ていますwww暇なのでちょっと一筆。

音楽に限らず、お客さんに出すものは

「その時自分たちや会社ができる最高のものを・・・」

って思いますね。でもそれってどうなんだろう。

例えば車を売る場合、本当に最高のものを作るとものすごく高価になって買えないお客さんが続出しますよね。最近は貧富の差が二極化していると言いますから半端なものより売れるかもしれませんが。

プリウス・アクアのようにお客さんが買えるグレードのものを作り、メンテナンスなどの点検・交換、付属品の販売などで少しずつ利益を出す。という地道だけど断続的かつ確実に収益に繋がるものがスタンダードになっていく。比較的安価なので大勢の販売数を見込める。

これが音楽の場合はどうなのだろう。

リハーサルをしすぎていいのか悪いのか。

その見解には個人差はありますが、演奏家の皆さんとしては

「しすぎない方がいい」

という方が多いですね。リハーサルはその商品としての音楽価値を高める行為にあたり、すればするほど商品開発のごとくいいものに昇華されていくことにつながるように思われます。

しかし、やりすぎると・・・

なんといいますか・・・

たいへん言いにくいことでありますが・・・

商品としての新鮮さを損なう・・・といいますか。

刺激、緊張感、揺らぎ、呼吸・・・

これがなくなる、もしくはかなり人為的で官能的でないといいますか。

クラシックでもジャズでもこれは共通しているなと感じます。

ある程度、緊張感をもたないと、生演奏の価値として薄くなると実感しています。

ただ、線引きが難しい

経験の少ない奏者はリハーサルの欠如は、大失態に陥る危険性を大きく孕んでいます。経験の多い奏者もリハーサルが少なすぎると、自信過剰が思いもよらぬ失敗を招きます。

だからリハーサル無しと言うのは有り得ないですね。

どんな安い車だって、価値がなければ売れませんし、リピーターにはなり得ません。音楽家の価値は、最終的には奏でる音楽に価値があります。どんなに着飾ったって価値のない音楽をするようでは、その方の行く末は見えますし、一緒に演奏すると自分の価値も下がります。

そんなことは御免こうむります。

世界一流の車だけが売れるわけではなく、100万円程度の普通の車でも「ある程度いいもの」であれば売れます。

音大を卒業し、さらに上を目指す20代の演奏家はごまんといますが、世界一流の卓越した技術はほぼ幼少期からのエリート教育の賜物です。

人と比べるわけでない、自分なりの良い商品を創り提供できるアーティストがもっと増えると面白いのになあ。

そんなことを思ってしまいました。

アクア、欲しいなあ。

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