API接続審査業務の開始について

Japan Digital Design, Inc.
Japan Digital Design Blog
3 min readAug 9, 2019

2018年11月29日
Japan Digital Design株式会社

株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(代表執行役社長:平野 信行)の子会社である、Japan Digital Design株式会社(以下、JDD)は、API接続審査代行サービスを2019年1月より提供してまいります。

1.背景

各金融機関は、「銀行法等の一部を改正する法律」に基づき、電子決済等代行業者(以下「電代業者」)が各金融機関のAPIと接続するための基準を、2018年6月以降順次公表しています。今後、電代業者から金融機関へのAPI接続の申込が増加した場合、各金融機関の審査負担、及び各電代業者の申請負担の増大が予想されます。 そこで、JDDはAPI接続に関する両社の負担を軽減することで、日本全体のオープンバンキング化の加速を目指します。

2.業務内容

業務内容例 ・初回接続時の審査(書類審査および実地調査)
・次年度以降のモニタリング審査(書類審査および実地調査)
・法制度改訂、時勢変化等に応じた審査方法改訂に関する情報提供
審査項目例 ・利用者保護態勢
・法令等遵守態勢
・ガバナンス態勢
・セキュリティ態勢
(財務状況、反社チェック等の審査は各行での実施を想定)

3.本サービスにより得られるメリット

本サービスを活用する金融機関及び電代業者は、JDDが一元的に審査を実施することで以下のメリットを享受できます。
金融機関は、共通する審査の負担をサービス利用者全行でシェアすることにつながり、自行単独での実施に比べ、高品質の審査を低コストで行うことができます。
電代業者は、各金融機関の異なる審査をJDDが取り纏めることで、一度の審査で複数の金融機関に対応することが可能となります。

(JDDによる審査業務集約のイメージ)

(金融機関の負担削減のイメージ)

本件に関する問い合わせ先

Japan Digital Design株式会社 広報担当 高田
E-MAIL:inquiry@japan-d2.com TEL:03–6225–5020(代表)

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三菱UFJフィナンシャル・グループから2017年10月にスピンアウトして設立。「金融の新しいあたりまえを創造する」というミッションのもと、「金融ビジネス」「テクノロジー」「体験デザイン」の機能を融合したチームを社内に組成して、新規事業アイデアの創出から、AI研究、技術実証実験、社会実装までを取り組んでいます。