「老い」と「若さ」

「若さ」の価値とは

人間の体はずっと同じということはありません。遅かれ早かれ赤ちゃんのようなさらさらな肌にシワが入っていき、体力も衰えていきます。これを怖いという人もいれば、何とも思わない人もいますが、どの人も最後はそうなっていきます。

それを恐れたりいやだと思う人は「若い」ことに価値を感じているのでしょう。特に日本では「若ければ若いほど良い」という価値観が根強いことに少し疑問を感じています。特に女性において。

「もう若くないんだから」と、20代で言う女性は多いですし(私も以前は使っていました)、「若いうちに・・・」という枕詞はよく使われます。もちろんどれも軽い意味で使われているのは知っていますが、日本の平均寿命のまだ半分も生きていないのに若くないとはこれからの人生はどう表現したらいいのでしょう。ずっと「おばさん」なのでしょうか。

海外や日本で活躍している素晴らしい女性たちに憧れますが、日本で一般的にいう「若い」という部類に入らない人たちがほとんどです。そしてそういう人たちを見ると、芯がしっかりして奥行きを感じさせる言葉や、見た目だけではなく、内側から出る生き様や美しさというものに目を惹かれます。不思議なことに、年をとればとるほど人を惹きつける魅力が増していきます。

「若い」時代というのは誰もが平等にあり、何の努力もしなくても与えられるものです。それは、そんなに特別なものなのでしょうか。

世間一般で言う「若く」無くなった時に、他とは違うものを持っているかどうか、それがその人をより特別にするのではないかと思います。

今もなおファッションアイコンとして多くの人に愛されているオードリー・ヘプバーンの言葉にこんなものがあります。

And the beauty of a woman, with passing years, only grows!