私はコードに創造性があると思っているの — アートやファッションのようにね — 。そしてそのスキルをもつ女性には私たちの未来を作る力があるわ。
— カーリー・クロス

女性が自分らしくコードを書くこと

プログラミングはもうオタクでも男性だけのものでもない

スーパーモデルのカーリー・クロスが、女性プログラマー育成基金「Kode With Klossy Career Scholarship」を設立しました。女性にコードを学んで欲しいというカーリーの活動は広がりを見せています。

kodewithklossy.com

カーリーといえば世界で最も稼ぐモデルのうちの1人。背の高さが必須条件ともいえるスーパーモデルの中でも一際背が高く、なんと187cmという驚異のスタイルです。そして23歳の彼女、世界を飛び回りほとんど飛行機の中で過ごしているのにも関わらず、大学にも通い、自身もプログラミングも学び続けています。

そして、6月21日からは今年の「KODE WITH KLOSSY CAMP SCHOLARSHIP」が始まりました。13歳から18歳の女性が対象のサマーキャンプです。

とても素敵な写真です。

「現在のテック業界は、女性たちへのサポート体制が貧弱です。同時に業界の人材不足は深刻で、ここには素晴らしく大きなチャンスがあると思うのです」とクロスは話す。女子学生たちにプログラミングに興味を持たせようという団体はこれまでにも「Girls Who Code」や「Black Girls Code」などがあった。しかし、スーパーモデルが立ち上げた基金というのは前代未聞だ。
— Forbes Japan スーパーモデルのカーリー・クロス 女性プログラマー育成基金を設立

プログラミングというとなんとなく男性的で、一昔前だとオタクのようなイメージでもありましたが、それは少しずつ変わり始めています。

しかし依然テック業界における女性の割合は低く、それを証明するデータも多くあります。

このような状況下では、女子学生に「興味を持ってもらう」ことから始めなくてはなりません。若い女性のプログラミングに対する「難しそう」「男性的」「いけてない(若い世代にとってはこれも重要な指標だと思います)」といったイメージを抱いている人に対して、カーリーの活動は大きなイメージ改善に繋がるでしょう。彼女のInstagramのフォロワーは4.8百万人であり、さらに多くの若い女性がフォローしていることを鑑みると相当な影響力があります。

そして女性が少ないのは大学だけでなく、世界的なテック企業においても顕著です。

Google 2015 Jan / Facebook 2015 Mar

ダイバーシティに関して先進的と思われるGoogleやFacebookでさえも、Techになると女性は2割を切ってきます。Non-Techであれば両社ほぼ半数なので、その違いは明らかです。あくまでも筆者の推測ではありますが、これほど少ないのは採用時のバイアスというよりも、集めようとしてもなかなか集まらないから(人材がいない)のではないかと思います。

女学生が興味を持つことも大きなステップではありますが、仕事としてコードを書く女性にもまた、大きな障壁があるようです。

sailor mercuryによるCoding Like a Girlというストーリーは、女性が少ないテック業界で働く女性ならではの世界が描かれています。Medium Japanのパブリケーションに日本語訳記事があるので(翻訳: Haruo Nakayama)是非読んでみてください。

いくつかの事例とともに論じられていますが、女性であるがゆえに「難しいことは分からないだろう」と思われたり、女性らしい格好をしているだけでプログラマーとは見なされないことがあったりするようです。しかしなぜTシャツにデニムというアイコニックな格好をしなければプログラマーとして認めてもらえないのでしょう。最低限のTPOはあったとしてもなぜ自分らしさを隠さなければならないのでしょう。プログラマーでなくともこの問題は女性であれば1度や2度経験したことがあるのではないでしょうか。

「プロらしくあるべきかオシャレにすべきか。インタビューやスピーチの場に着ていく洋服を決めるときはいつも綱渡り。」という問題です。 — 女の子らしくコードを書く、ということ

女性らしかろうと何だろうと、その人自身を評価してあげて下さい。全て個性であり、自分のためにしているのです。このような風潮が続けば、これからも不必要なことに悩んだり、本当にやるべきこととは違うことに気を配らなければならないかもしれません。それはあまりにも時間が勿体無いことです。そしてこれらがなくならなければ、後に続く人もまた増えていかないでしょう。

スーパーモデルが基金を立ち上げたと聞くと「スターの社会貢献の一環」という側面を切り取ってしまいがちですが、それだけに留まらず、「こうあるべき」といった既存のイメージを覆し、若い女性たちが自分らしくコードを書く大きな一歩になるのではないでしょうか。


日本の女性もコードを書こう

日本は少子化問題に伴い、子育ての負担を減らすことや、女性が働きやすい環境を作ることなど様々な課題に直面しています。実際に仕事を辞めた女性の中には働く意欲のある女性は沢山います。向き不向きもあるので一概には言えませんが、プログラミングを学ぶことにより出来ることが広がる女性は必ずいるでしょう。


最後に、私自身もプログラミングを学んでいます。UdacityでMachine learningなどの講座を受講していますが、UdacityはGoogleやFacebook、Amazonなどの企業が協賛しており、より実践的な内容を学ぶことができます。とても素晴らしい教育機関です。

まだまだ未熟ですが、私も女性らしく、自分らしくコードを書いていきたいと思っています。


P.S. 最後まで読んでくれてありがとうございます。
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女性のコーダーが増えますように!