エヴァン・ウィリアムズ: テクノロジーとの距離の置き方

Medium、Twitterの共同創業者が伝えるデジタル・ライフスタイルのあるべき姿

By Ev Williams

un

人は勝手に想像したがる。もしあなたがテック・スタートアップのCEOでTwitterの共同創業者なら「間違いなくインターネット中毒だ」とでも周りに言われるだろう。いつも働き過ぎで、眠らない。何でもかんでもシェアしたがる。

ほとんどが以前の私には当てはまっていた。

私はこの20年間、ひたすら「インターネット」と呼ばれるものを築き、その中で生きてきた。常時接続とそれがもたらすものの恩恵を早くからよく分かっていたし、その一方でそれらが健康や幸福感を損なうことも深く理解していた。

そこでこの数年は、もっとバランスを保つ生き方にフォーカスしてきた。これから皆さんにお話しする3つの内容は、テクノロジーに操られるのではなく、むしろ上手く付き合っていく方法についての私の考えだ。

マインドフルネス・メディテーション

3年前、私は瞑想を日常生活に取り入れた。いつも簡単に出来るわけではないのだが、とてもシンプルなものだ。毎日20分間座って(時にはウォーキングをして)いると、日々心配事を抱えてはいるもののしっかりと自分を持って生きることがそれほど難しくなくなってくる。しかも、洞察や「気づき」が深まる。ー その「気づき」のなかには「何時間もぶっ続けでコンピューターの前に座っているのだから、立ち上がって少し散歩に行くのも悪くない」という「気づき」も含まれる。

ウィークリー・スケジュールを作る

会社を興すにはやるべき仕事が山ほどあるし、私は仕事を愛している。しかし、それでも1日24時間、週に7日働いてしまうと、最高のプロダクトは作れないものだし、仕事が「最高の人生経験」にも結びつかなくなってくる(と言ってもそんなもの今まであった試しがないが)。そこでここ数年、私が取り入れてるのはウィークリー・スケジュールを作ることだ。例を挙げると、月曜には子どもたちと一緒に夕飯をとる。火曜にはオフィスで遅くまで仕事をする。水曜は極めて重要なデート・ナイトを楽しむ(あらゆるデバイスは禁止)。仕事だけでなくあらゆる人生の出来事には時折柔軟さが求められる一方で、日々の生活に決まったスケジュールを設定すれば生活のバランスを保ち、周囲の自分に対する期待に応えるのに驚くほど効果を発揮する。

効果的な運動法

活力や多幸感を増やし、より充実して中身のある毎日を送るのに役立つのは運動以外にあまりないと前から分かっていた。でも、それを日々やり続けるのは極めて難しい。楽しくないからではなく、時間を浪費してしまっている感覚があるからだ。残念ながらオフィスからわずかに道を隔てた所にあるジムでもこれは同じだ。しかし、私の今までの経験からすると家でだってワークアウトは出来る。素早く(私は1週間に3〜4回、30分程度)、最小限の荷物で済ませられるし、気分爽快になる。

皮肉なことだと言えるかも知れないが、私はテクノロジーの力でバランスの取れたテクノロジー生活を送ろうとしている。(そのためのアプリは山ほどある)。テクノロジーの言いなりになるより、逆にテクノロジーを上手く使ってやる方が遥かに良いんだ。