Lumin SDK 0.26.0 について

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Lumin SDK 0.26.0についてまとめてみました。(リリースノートから気になる所だけ抜粋しました。)

注意:Lumin SDK 0.26.0 を使用するに辺り、Lumin OS 0.98.30にアップグレードする必要があります。(自動アップデートは近日実施予定。)

Unity

・Unity 2020 LTSをサポート

Unity 2020.3.x 正式にサポート。(Unity 2020.2.xでも動作サポートしています。)Magic Leap XR Plugin version 6.2.2も正式にサポート。

・Magic Leap XR Plugin support to 6.2.2 正式サポート

WebRTCメディアトラックのIDをオプションで設定/取得が可能になりました。

・MLWebRTC.AudioSinkの関数を追加

様々な音場パラメータ(位置、方向、ダイレクトセンドレベル、ルームセンドレベル、距離と放射のプロパティ、サウンドボリューム)を設定することができます。

・MLWebRTCAudioSinkBehaviorのアップデート

「Sink Buffer Notify Mode」が「Notify Only」に設定。AudioSourceコンポーネントリファレンスが提供されている場合、受信したオーディオをUnity経由で再生します。

これは、空間化プラグインと組み合わせることで、現在MLWebRTC.AudioSinkクラスのサウンドフィールドパラメータで提供されているよりも、はるかに詳細な空間化の制御を実現するために使用できます。

・Magic Leap — Zero Iteration メニュー

今まで、Zero Iterationを実行する際、UnityとThe LabでLumin SDKの設定を合わせる必要がありました。今回、新たに追加された Magic Leap — Zero Iteration メニューでは、この設定が不要になります。

Magic Leap Unity SDK Package (v0.26.0)は、ZIサポートライブラリをプロジェクトにインポートするための改良されたワークフローを公開しています。

なお、Magic Leap XRプラグインの「Magic Leap — ML Remote」メニューは、将来のリリースでは廃止される予定です。

まとめ

今回はWebRTCの機能アップデートが主で、前回のように新機能は全く追加されていません。MLPlane、BluetoothLE、QRCodeのバグフィックスについては割愛しています。

詳細は以下のページにてご確認ください。(英語ページ)

https://developer.magicleap.com/en-us/learn/guides/lumin-sdk-0-26-0-release-notes

https://forum.magicleap.com/hc/en-us/community/posts/4405490078605-Lumin-SDK-0-26-0-Release-Notes

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