Mediumは英語で文章を書く練習場所として最適だと思う

Masayuki Goto
JFDI
Published in
5 min readFeb 28, 2018

A Network of Ideas、曖昧な日本語と英語の境界、執筆に集中できるUI

最近Mediumの存在を知り、試しに少しずつ文章を書いていきたいなと思っています。UIが良いですね。真っ白の背景に、ただ文章を書き連ねていく感覚、執筆に集中できる感覚が気に入りました。ここではあまり肩肘張らずに、気軽に文章を書いていきたいなと思っています。

まだMediumを使い始めて間もない自分が持った印象ですが、英語での文章作成、発信の練習場所として、Mediumは最適なのではないかと思っています。以下ではそう思った理由を書いていきたいなと思います。

Medium Is A Network Of Ideas

日本にはブログサービスがたくさんあると思います。はてなブログ、アメブロ、Livedoor Blogなど、有名どころを挙げればキリがありません。最近はnoteなどを使って有料マガジンを運営される人もいるようです。あるいはWordPressなどのCMSを使ってオウンドメディアを作られてる方もいるのかなと思います。

そんな中、Mediumがそれらのサービスと一線を画しているなと思うのは、Medium CEOのEv Williamsのポストにもあるように、「Medium is not a just publishing tool, but “a network of ideas”(Mediumはただの記事投稿ツールではなく、アイデアのネットワークだ)」という思想が根底にあることだと思います。文章の執筆者ではなく、文章自体に価値があり、ネットワークを介して拡散されうるべきだという考え方です。

上記を踏まえると、自身が特段著名でなくても、価値のある文章を書くことに注力すれば文章が拡散され、フィードバックが得られる機会が提供されているということかなと思っています。余計なSEO対策など必要なく、英語で価値のある文章を書くことに集中するだけでよいと。良い練習環境になるのではと思っています。

曖昧な日本語と英語の境界

また、日本語と英語の垣根が限りなく曖昧だということも、Mediumが持つ特徴だと思っています。

Mediumは海外発のサービスだけあって、ダッシュボードも英語のStoriesで埋まっています。以下はある日のMediumのTOPページです。

ある日のMediumのTopページ

Mediumを徘徊していると、日本語の記事ももちろんありますが、否が応でも英語の文章が目に入って来ます。英語の文章を敬遠しようが無い。

そして目に入った英語の文章をGoogle翻訳Weblio辞書なんかを駆使して読んでみると、内容自体はとても面白い事が多い。Clapsが1k以上ついている記事は、なるほど”a network of ideas”を流れてきただけあるな、と思えるものばかりです。

別の見方をすると、英語で文章を書けば、”a network of ideas”の恩恵によって、英語圏の人たちにも文章を読んでもらうチャンスが多いということだとも思います。

自分で1からブログを立ち上げて英語圏の人にコンテンツをリーチするのはとても手間がかかるし大変だと思います。Mediumであれば、ゼロから自分で準備するよりも英語圏のユーザーにリーチしやすい環境が整っているので、英語書いた文章を拡散するハードルが低くて良いのではないかと感じています。

Mediumの執筆に集中できるUI

あとは冒頭でも書きましたが、MediumのUIが、文章を書くモチベーションを湧かせる一助となっているということも忘れてはいけないと思います。

Mediumのエディターで使われているあの何とも言えないセリフ体のフォント。Peter Choのポストによると、MediumのContent部分に使われているセリフ体のフォントは Charterというフォントらしいですね。古臭さが無く、洗練されていていいなーという印象です。

This source of image: Peter Cho’s Post

何事も上達には継続が必要だと思いますが、英語での文章を継続して書くのは少なからず苦難があると思います。文章を書くモチベーションが湧くUIがあるMediumであれば、英語の文章を苦難を和らげ、より書くことを楽しむことができるのではないかと思っています。

終わりに

色々理由を書いてきましたが、こんな文章を書いたのも、自分にハッパをかけるためであります。そのうち英語の文章をMediumに投下してみようと思います。

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