キャリアコンサルティング事例(4)

クライエントの仕事の価値を見つける視点

プロフィールサポータのキャッシーこと、内藤圭子です。

キャリア面談やプロフィールを作成する時に重視すべき視点について私なりの視点を実際の面談であった事例からご紹介したいと思います。

面談中に、

・ご本人の強み(得意なこと)

・これまでどんな仕事をしていたか

これはキャリアコンサルタントなら必ず1度は聞く機会があるでしょう。

例えば、

「Aさん得意なことはなんですか?」→「ファイリングです」

「Bさん、アルバイトは何をしていたのですか?→「コンビニの品出しやレジ、接客です」

よくあるパターンです。ところがですね、、、、

本当に得意なことや仕事内容は別にあります

なぜなら、これらはやってきた作業や担当していた業務ですが、真に提供していたことではないからです。

実はこのお二人、共通するあることをやっていたのです。

そのあることとは、

業務の効率化です。

Aさんは、仕事の目的と全体像を把握して、業務を細分化することで、誰もがすぐ理解できる手順書の作成と情報の整理が得意でした。ファイリングは、その方が得意なことのごく一部だったのです。

つまり、実際にやっていた仕事は、仕事を効率化させるための

業務プロセスの改善をしていたのです。

Bさんは、コンピュータの専門学校に通う学生さんでした。アルバイトもこれといって大したことをやっていないし、面接の時に特にアピールできるネタがないことが悩みでした。

そんなBさんが本当に得意なことは、

行動の最短距離を見つけ、時間を短縮することでした。

例えば、

・店内案内は場所に付き添い案内

(お客さんが理解できず再度聞きに来られること防ぐ2度手間防止)

・1つの行動で2つの処理をして時間短縮(ついでにできることを探す)

・浮いた時間で他のメンバーを手伝い、その人が余裕ある時は手伝ってもらう(人による時間のムラと無駄とり)など、

常に行動の最短距離を見つけ業務の効率化をしていたのです。

多くの人は自分が本当にやっている仕事が何であるかに気づいていません。どんな人でも自分がやっている作業が何かはわかっています。

その作業をやっている過程で、

・どこに視点を置いて

・何を重視して

・どうしていたから

その成果をだせているのか?

ここは無意識の領域になってしまってることが多いのです。

私がキャリア面談をしたり、プロフィール作成にあたる時は、

目の前のクライエントがやってきたことを1つ上の視点からとらえてみて、どんな成果をだしているかに注目します。

その成果を特定できないと、真に提供している価値がないのと同じになります。言語化できないことはないのと同じです。

だから得意なことは、どんな作業をやっていたかではなく、

「どんな価値を提供できていたのか」にあります。

価値がわかれば、その価値を裏付ける具体的な実績をさがします。

というのは、人を説得するのは実績だけと言われますが、自信をなくしているクライエントに自分の価値を認識してもらうためにも実績をきちんと言語化することが重要だからです。