事業の再定義

あるべき事業を言語化してみる

8月は怒涛の1ヶ月でした。

実母は10年前からパーキンソン病ですが、ここ1ヶ月特に体調が悪く、以前にもまして体が動かないことが増え、本人の訴えによると「喉に痰が詰まって食事ができない、息がしづらい」とのこと。

病院も定期診察ではない日に緊急で3回。うち1回は救急車で運ばれるなど、私の仕事にも支障が…。なかなか悩ましい状況です。時間をとって、本人にじっくり話を聞くと、心理的には誰かがいると安心するとのこと。

身体的には、素人ながら、マッサージをすると体調が回復し、体が動くようになることも多いので、血の巡りが悪いんだろうなーと。

とは言っても、24時間ついてあげることはできません。それだと私の生活が破綻しますから。そこで、

「仕事と母の介護を両立させるにはどんな前提があれば良いか?今のこの状況から学ぶことができるとすれば、何があるだろう?」

これを考え抜きました。

あるべき事業とは何か?

そんなこともあって、

・過去の顧客(個人)の共通点

・得意分野

を冷静に振り返ってみると、

過去の顧客の共通点

・環境変化で未来が見えない状態(進学、会社の業績悪化、法律や知識など外部環境の変化)

・普通とは異なるコンプレックスで自信を失くし(病気、ニート、長期ブランクからの復帰でリハビリも兼ねていた)

・経験のない仕事をする必要性に迫られていた(再就職、独立、再起業、転業など)

得意分野

・転用できる強みを引き出すプロフィールの作成支援

・体験から学ぶワークショップ講座の提供

だったので、自分に問いを立ててみました。

何の会社か?(何屋さんですか?)

これまで、「何屋さんですか?」と聞かれても、説明が難しく、

「人材採用や従業員さんの定着をサポートする教育の会社」です。

と説明してきたが、今後は、

再チャレンジ支援に特化した教育会社

と再定義しました。

使命

環境変化で未来が見えなくなっている人の

本来の能力を引き出す

提供できる価値

  • 失った自信を回復し
  • 新しい自分を日々誕生させる

治療(Treatment)ではなく、能力開発(Career Development)です。「キャリアディベロップメント=生きる力を開発する」ことこそが使命

母とどう関わるか?

母が病気を発症したのは10年前ですが、思い返せば、病気を発症する前、父や祖母がなくなり、誰のお世話もせず仕事もない状態になり、喪失感があったように思う。前に話を聞いた時にもチラッと言ってたことがあったが、常に頑張っていないと認めてもらえなかったというコンプレックスが根底にあったよう。

私の仕事が破綻せずに、母の状態も今よりよくするために私ができるアプローチは、2つです。

治療ではない能力開発のアプローチで、生きる希望と力を引き出すことです。体の方は、どなたか専門家とジョイントすることも検討したいと思う。

ということで、

「プロフィール作成、学び方を学ぶチーム学習、笑顔」この3つに絞って再チャレンジ支援を提供していきます。

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キャッシー:内藤圭子
有限会社あじさいキャリアフロンティア

人の隠れた強みを引き出すことに情熱を燃やすラーニングファシリテーター。家族は7歳年下のダーリン。特技はニコニコしながら言いにくいことを伝えること。プリン大好き神戸っ子です♪