Kazumi Iwase
JISS blog
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3 min readNov 24, 2015

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2015/11/25

こんにちは、かずみです。

今月はバークレーの街周辺で話題になっている出来事ついて書こうと思います。

今月は何よりもパリでの事件があちらこちらで議論をよんでいます。特にわたしは留学生がほとんどを占める寮に住んでいるので、フランス人留学生がとても敏感に反応していました。一方で、授業でこの話題について話し合った時、Pray for Parisなんてありえない、フランスにとって当然の結果だと主張する中東地域出身のクラスメイトもいました。ニュースを一方の視点だけで捉えてはならないことを実感した瞬間でした。下の写真はパレスチナを支持する学生団体のデモンストレーションの様子です。バークレーは学生の活動がとても活発でこのような光景をよく見かけます。

また、この地域ならではの話題と言えば干ばつです。もともと乾燥気候に位置するカリフォルニアは水不足に陥りがちな傾向がありますが、近頃ではそれがますます深刻な問題になっているようです。幸い、わたしの住んでいるバークレーはいわゆるBay Areaという地域に含まれており、生活に不自由が出るほどの干ばつではありません。それでも、わたしがこちらに到着してからの3ヶ月間で雨が降ったのはたったの2日程、干上がったダムがあちらこちらにあるといった状況です。原因は主に気候変動によってカリフォルニア上空の気圧の配置が変わり、湿った空気を含む気団が入ってこなくなってしまったことだと考えられています。環境問題の影響を肌で感じる思いです。わたしはバークレーで 環境倫理と哲学 という授業を取っているのですが、この干ばつの一件のように人間の技術進歩とそれに伴う環境破壊、その結果として人間が負の影響を受ける、という負の循環からわたしたちがどのように抜け出していくことができるのか、もっと深く考えていきたいなぁと思います。

秋学期もあと1ヶ月弱で終わってしまいます。最近は冬休みの旅行の計画を立てつつ期末試験や課題の準備をする日々です。これからの1ヶ月は今学期のラストスパートと考えて今まで以上に全力で駆け抜けていきたいです!走るといえば、先日ランニングイベントに参加したので、その写真で今回のブログを締めくくろうと思います😊

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Kazumi Iwase
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Waseda Uni. Sophomore ✈ UC Berkeley T◎KY◎