Chikamasa Wakabayashi
JISS blog
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4 min readNov 12, 2015

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今年もあと残り49日。

11月なのに36℃。他の地域に留学しているメンバーのブログを読んでみると、もう秋・冬のようで羨ましいです。あと、Halloween や Christmas などというイベントがあるようで嫉妬しています。笑

タイは仏教国。欧米のようにクリスマスを祝いません。笑

今回は生活について。

最近は、AECについて(ASEAN Economy Community)、中所得の罠からの脱却、格差是正、流動性の罠、アジア地域における学生の移動の推移・変化、近隣諸国からの労働移動、ASEAN10ヶ国における教育制度、ASEAN10ヶ国の有名大学事情、米中・日中関係、ASEAN10ヶ国それぞれと日本との関係についての文献を朝に読んで、お昼ご飯をチュランロンコーン大学の学食で食べて、レポートを書いて、夕食を食べて寝てます。料理についてはまた次回。

タイの大学に学生として在籍していないので講義や課題に追われることは無いのですが、日本に帰国してから成果レポートが待っているのでそれに向けて自分で管理しなくてはいけず、、、(あまり出来ているとは言えない)これまで特段ASEAN10ヶ国のそれぞれの歴史や国内情勢・国際情勢・経済・教育政策の文献を読んで来た訳ではないので、本の中で出てくる登場人物が覚えられなかったり時代背景が想像できず途中で読むのを止めてしまうことが多々あったり 笑。 その一方で、チンギスハン、バーブル、アクバル、アウラングゼーブ、鄭和、大理国、パガン朝、アユタヤ朝、パーレビ朝等々、これまで世界史でただ覚えていた人物たちが現れたりすると一気に読めたりします。日によって3ページで眠たくなって挫折する時もあれば、1冊読めてしまう日もあるという感じです。

チュランロンコーン大学卒業式の様子・政治学部の窓から

課外活動として、11月の第1週目に、バンコクに留学している上智大学生に向けてのStudy Tour Tripを企画しタイで活躍する先輩方と交流できたりしました。JISSの皆は既に実施していて、ここに書く必要は無いかもしれませんが、Study Tourで僕が学んだことは「日本人がタイ(海外)で働くにあたり心得るべきこと」です。以下の①と②は伺った話から引用してます。

①タイ人は好きですか?タイ人と仕事をしたいですか?出来ればタイ人とタイの国に役立ちたいですか?

→多くの日本人は欧米志向で、多くが欧米に行くと卑屈までに頭を下げYes Sirという人間が何故かタイに来るとタイ人に横柄な態度をとる。

→人間は残念ながら差別する対象がいないと自分の立ち位置が定まらないもの。そのような性向は仕方がないかもしれないが、相手の立場に立ったらどうなるのか?相手はどう感じるか?

→ここはタイ人が暮らすタイという国である。その国で仕事をさせてもらうチャンスを戴いていることを決して忘れてはいけない。

→タイという国を理解するように努力し、その歴史・文化を学び、タイ人と共に一緒に仕事をすることに喜びを感じる時、会社と私の存在はタイ人及びタイ国の為になっているか?

②タイ人と同じ位置に立ち改善を考える。

→自分にとって重い物がタイ人に軽いはずはない。

→自分が暑いと感じるのにタイ人が涼しいはずがない。

→タイにはタイなりの文化・歴史・習慣・癖があり、これを理解しないといけない。頭ごなしに結果を叱るのではなく、まず彼らがなぜそのような思考を取ったかをよく考えるべき。その後、彼らにもっと分りやすい方法で伝えるべき。

これらは、本当に当たり前過ぎるくらい当たり前なのですが実際に20年・30年とタイで骨を埋める気持ちで仕事をしている姿を見て、ふと自分を見てみると何1つ出来ていなくて、ただ恥ずかしいばかりで、、、大きな学びでした。

来週からシンガポールに始まりラオス、ヤンゴン、ホーチミン、ハノイ、ジャカルタ、ブルネイ、マニラと移動が激しくなるので書けるネタを増やせるかと思います。

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