Bonjour! パリ政治学院(Sciences Po)に留学中のYasukaです!
次はフィリピンと書かれてたけどフライングでフランスということで笑
ちなみにSciences Poはシアンスポと読みます。サイエンスポではありません。パリ政と略されることもあります。
既に授業が始まって3週間が経ちました。
私は基本的に英語で授業を取っているのですが、先生のフランス語訛りがすごい!英語の授業では聞いていて「んっ?」となる瞬間がたくさんあります。政治の授業でマニープロブレムと言われて急にお金の話になったー!とか思ったらmany problemでした。バジックと言われてバジルの仲間かな?と思ったらbasicでした。この訛りにそのうち慣れるのかと思うと怖いですね。
さてさて、今回のテーマである「留学の抱負」について。
そりゃあ、パリに留学っておしゃれじゃないですか! エッフェル塔♡ マカロンとか道端に転がってる感じだし?女子力上げたいなーって思って☆
…というのは冗談です。
もはやエッフェル塔を毎日見ているので私にとって奴は東京タワーのような感覚です。当たり前ですがマカロンは転がってません。女子力は低空飛行です。
申し遅れましたがワタクシ国際関係論を専門に学んでおります。
特に開発政策・開発経済に関心があり、地域としてはアフリカに絞る予定です。
フランスに来た理由、そして抱負として、 ①途上国開発における欧米の視点(western perspective)を学ぶこと、②英語に加えて第二外国語として勉強していたフランス語を上達させたかったことがあります。
①日本にいて勉強していると、どうしても視点が日本目線になりがちだなあと考えていました。開発政策についての態度を欧米目線で、さらにはその目線で日本を見てみたいと思っています。フランスは特にアフリカに対して旧宗主国としてのプレゼンスも強く、OECDの伝統的な(?) ディシプリンの一翼を担っている国でもありますし興味深いです。
そういえば先日発表された世界大学ランキング、Sciences Poはなんと政治・国際関係の分野で5位でした!(総合ランキングでは223位なのに…)国際関係について高いレベルの学習ができるこの大学でどんなことができるのか、ワクワクです。
②私は中学2年生の時に半年間アメリカに住んでいたこともあって、英語は比較的得意です。とはいえそれも日本では、の話!実際にこっちに来てからも自分は非ネイティブだなと感じる瞬間がたくさんあります。さらに第二外国語として学んだフランス語も、将来開発の分野で働きたいと思うにあたって身に着けたいスキルでした。しかし英語もフランス語も、日常会話が日本語という環境では上達に限度がある。そんな中で社会科学の授業は英語で受けながらフランス語学習用の授業も取れるというSciences Poのカリキュラムは私にピッタリだったのです!街中ではもちろんフランス語を話せますし。
…こう書いてみるとなんだか堅苦しいですね。真面目かよって声が聞こえてきそうです。
まあ実際にはとりあえず海外に行きたい!とか、ヨーロッパ旅行したいとか、不純な動機も(笑)
そうだ、抱負をもう一つ付け加えましょう。
③パリジェンヌになること。
オシャレなパリの街が似合う、素敵な、余裕のある女性になりたいものです(しみじみ)
でも今日は寝坊して観光地の前を自転車を全速力で漕ぐ有様だったので、まだまだ道のりは険しそうです。
パリもだんだん寒くなってきました!
他の皆さん留学先はどうなのか気になります。
次は今度こそフィリピンかな。カナダとかオーストラリアもいいかも?
A bientôt!