Moe Noguchi
JISS blog
Published in
4 min readDec 21, 2015

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MultiCulturalism…!

あと10日で新年を迎えますね♪
カナダからこんにちは、Moeです。
今回は、多文化主義社会といわれるカナダが見せてくれた顔(ざっくりですね笑)
について、お伝えします!!

誕生日祝ってもらいました:)♥

私は、留学する前、「住民の半分以上は移民」「multicultural society」それらのキーワードを
留学志望理由書にピックアップするくらい(ほかの国の留学者もやっているかもしれませんが笑)
多文化社会を築くカナダに対して大きなあこがれがあり、
日本も”グローバル化”に向けての歩みを進めていく中でモデルにすべき国であると強く信じていました。
いざカナダに来てみると、正直理想と現実のギャップを感じました。多様な文化がトロントという地に顕在していても、アジア人はアジア人グループ、西欧系は西欧系グループなどと分立していて、どうしてかあまり混在してはいないのだなと実感しました。
それはどうしてなのでしょうか。

Nathan Phillips Square(トロント住民のNew Years Eveの集合場所✨)

Canadian Nationalismの授業で扱った資料の中で、”The Majority(Pure Canadian) and the Minority(eg.Immigrants) becomes the opposite”、他国からの移民受け入れが多い分、両親がカナダ人で、カナダで生まれ育った生粋のカナダ人は、トロント市の人種別割合の中で少数派グループに属すということを知りました。
また、カナダは外国人でも一定の要件をクリアすれば市民権を得やすく、”カナダ”人で溢れる個性的な国であるため、その分minority groupsに属す人々のidentity crisisが生じやすいということも学びました。
そして当然のことですが、カナダでは私は日本人というminority groupに属しているということも初めて肌で実感しました。(だからこそ留学してよかったとも実感しました♪)
単一民族国家である日本で生まれ育つと気づかないような、こういった人種問題のモヤモヤをこの2か月近く、特にCanadian Nationalismのクラスで実感し、スッキリさせたいな~と考えていました。

多文化共生の難しさは、やはり人の、自分の中の世界に属す人々と関わろうとする人間の性ゆえだという少しさみしい結論付けをしましたが、間違っているかもしれません。もし他のアイディアあれば教えてください
多文化主義社会は◎ではないという気付き、でもその複雑な文化を洗練させつつ保持していこうとするカナダの姿勢は日本も学んでいくべきなのではと思いました。留学前とは少し違った重みを持って。
ちょっと暗めのトーンになってしまってごめんなさい❤ 笑
いずれにせよ日本では経験できないようなことを肌で学べるのは留学ならではですね!♪
Merry Christmas!!:)

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