Remembrance Dayに。

Ema Tajima
JISS blog
Published in
6 min readNov 11, 2015

こんにちは!ヴァンクーヴァーから絵茉です。キャンパス近くのスタバからお届けしております。今回もボリューミーですみません。適宜読み飛ばしてください。

今日11月11日はRemembrance dayという祝日です。何をrememberするのかというと、第一次世界大戦以降、兵役で亡くなった方々のことだそうです。イギリス連邦(commonwealth)の国々(カナダ・オーストラリア等)の伝統らしく、日本で言う終戦の日のようなイメージでしょうか。

ただ大きな違いはRemembranece dayは兵役でという条件がついている点です。背景には国のために戦って亡くなった方々をrememberすることによって国に奉仕することを推奨するという意図があるのだと思います。 一方日本の終戦の日、広島長崎の平和記念式典の日は戦争を絶対にしないという決意を新たにする日のように感じます。終戦の日や広島・長崎の平和記念式典に慣れている日本人の私としてはなぜ亡くなった民間人を共にrememberしないのか違和感がありますが、こういった1つ1つの式典も日本とカナダの人々の戦争や平和に対する考え方を形作る基礎になっているのかな、と思うと興味深いです。

図書館外観(Fifty Shades of Gray のロケ地)

10月のテーマが学校の授業などだったということで、今日は ①授業について②「外国語で書く」ことについて書きたいと思います。

①授業について

(あまり面白くないのでUBCに興味がある人以外は読み飛ばした方がいいかもしれません。) 授業は3コース取っています(少ないと言われますが負担はそれなりに大きいです。)月水金の授業と火木の授業がセットになっていて、その前後はあのFifty Shades of Grayのロケ地となった美しい図書館で勉強しています^^!

私が一番苦労しているのは火木にあるSociology(社会学)の授業です。前回のブログに書いたので内容についての詳細は省略しますが、既に2つグループワークの課題があり、特に最初の課題で苦労しました。 まず10月頭にアサインメントとして課された文章がとてもレトリカルでクラス内のネイティブの学生すら「4回読んだけどよく分からない」と言っていたほどでした。Google docsの同時編集機能を使ってペーパーを編集したりFacebookグループのコメント欄を使ってディスカッションをしたりするのですが、ペーパーは明らかにネイティブの学生たちが書いた方が早くて効率いいしそもそも自分の合ってるかよく分からない解釈と英語でグループレポートに変更を加えて良いものかとためらうもののグループレポートだからなんか貢献しないといけないし‥というジレンマ。とほほ。

とりあえず自分が調べた部分をなんとか組み込んでグループレポートに貢献して乗り切りました。ちなみに二回目のグループレポートではより貢献できたかな、と思うので結局慣れなんだなあという感じもしています。 (ネイティブ、とざっくり書きましたがヴァンクーヴァーという土地柄か必ずしも全員が一般にイメージされるようなザ・ネイティブスピーカーという感じではなく、ローカルの学生でもそれぞれ家では違う言語を話していたり、UBCの正規学生でも非英語圏出身で大学からカナダに来ていたりと様々であるようで、私も英語が母語じゃないとか言ってないで頑張らないとな、と思わされます。)

ヴァンクーヴァーのハロウィン!(ゾンビに扮したマーチバンド)

②「外国語で書くこと」について

私は幼い頃から何でも文章にするほうでしたが、バンクーバーに来てから書くことが本当に好きなのだということを実感しています!おかしなことですがこれは東京で忙しくしているときには気付けなかったことです(そのようなことは他にもいくつかあります。自分の好きなことを楽しみながら追求している友人たちに刺激されたり、新たな価値観や文化の中で自分について考えたりしたことから徐々に気付きを得ています。)。

そして今私が情熱を傾けているのが「外国語で書くこと」です。外国語で書くことはときにストレスフルですが本当に奥が深く一生探求していけると思うほど面白いです。 今は主に英語ですが、フランス語でも少しずつですが日記などを書くようにしています。将来はそれらの言語で、ユーモアを含んだエッセイや自分の思いを伝えるようなクリエイティブな文章を、日本語と同じようなレベルで書けるようになりたいと思っています。

週末に友人と訪れたシアトルの公共図書館。誰でも入れるかっこいいデザインの建物!

ただ1人で英語の文章を書いていると、ボキャブラリーが限られてきますし、「自分(もしくは日本語を知っている人)にだけ分かる英語」を使いがちです。英語でピッタリくる表現が思いつかないとき、単に日本語をそのまま英語に置き換えてしまうことで、そういった英語文が生み出されます笑。最近は書いた文章を添削してもらうようにしています。これはもう少し前から始めておけばよかったな、と思っていることの1つです。

その過程で小学生のときに先生に褒めてもらいたくて一生懸命日本語で日記を書いていたころの楽しさを思い出しています。日本語でも徐々に大人らしい文章が書けるようになっていったことを思い出すと、良い文章をたくさん読んだりその言語が基づく文化や特有の言い回しをできるだけ理解したり、その都度新しい表現を意識して使ったりと多くのプロセスが必要で、道のりは長いですがわくわくしています。

それでは今日はこのへんで。課題の提出が迫っています‥。

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