Singaporeのイメージって・・・?

寮のロビー。休暇中はとても静かです。

こんにちは。クリスマスイブですが、常夏のシンガポールにいるとこの時期も30度あるので、全くクリスマス気分になりません。気分は8月のままです笑。今回はそんな常夏の国、シンガポールについて。
みなさんは、シンガポールと聞くと、どのような国をイメージしますか。
マリーナ・ベイ・サンズがあるところ?リークワンユー?多文化の国?

色々なイメージがありますが、僕が抱いていたイメージは、「多文化・多民族の国」、「英語と中国語をどちらもシンガポール人は話せる」…といったイメージでした。
さて、実際のところはどうなのでしょうか。まだ1学期を終えただけですが、わかる範囲で書いていきたいと思っています。

Trontoから見たカナダの様子を書いているMoeも言っていましたが、多文化主義を標榜する国であっても、グループごとに分かれていることが多々あると思います。シンガポールもその例外ではないと思います。
まず、人口の約75%を占める中華系シンガポール人が圧倒的に多く、その次にインド系、マレー系と続きます。大学という比較的小さな集団においても、どちらかというと、中華系は中華系で、マレー系はマレー系でというようにグループで固まっている印象があります。
国全体のレベルではより明らかになります。この地域は◯◯系の住民が多いというのが決まっているからです。例えばLittle India周辺ではインド系の住民が多く、周辺で販売されている品物もインド関連のものが多くなりますが、Chinatown周辺では中国関連のものが多いです。外から来た人にとっては、「一つの国にいろいろな顔がある」ということで興味深くうつると思います。実際に観光ガイドもその部分を推しています。しかし、これをあるシンガポール人の友人は「segregation」と表現していました。
シンガポール政府は「one nation, one people」を目指していますが、傍目から見ても難しいことがわかります。こうした経験を踏まえて、来学期はシンガポールに関する授業の履修も考えています笑

さて、次に言語について書いていきたいと思います。
中華系のシンガポール人は、英語と中国語を両方とも話せる、いわゆるバイリンガルです。純ジャパの僕からすれば、それだけでおお!って思えます。
しかし、それは完ぺきではないようなのです。どういうことかといいますと、シンガポール人の友人の一人がこんなことを言っていました。「シンガポール人は英語と中国語を話せていいね、とよく言われるけど、実際にはどちらも中途半端なことが多い。アメリカに行けば自分たちの英語は不十分であり、中国に行けば自分たちの中国語は不十分である。だから、必ずしもバイリンガルは良いことではないのだよ」と。
英語については、シンガポールで話されている英語は「Singlish」と呼ばれています。どのようなものか説明するよりも一度聞く方がわかりやすいと思うので、YouTubeで「Expedia SG」と検索して出てくる30秒ほどのCMをご覧ください。発音がこれまで勉強してきた英語と全く違う!単語も時々わからない!と感じると思います。このSinglishはアメリカ人やイギリス人にとってもわかりやすいものではないようです。また、Readingを積み重ねが少ない人もいるそうですが、そうした人の英語は非ネイティブにもわかるような文法的ミスがあります。アメリカ英語やイギリス英語からはかけ離れたものになっています。
中国語については、北京を中心に話されている普通話と若干異なるようですが、Singlishとアメリカ英語の違いほど大きな違いはありません。ただし、人によっては中国語が苦手だというシンガポール人もいるようです。たとえ中華系であっても3世4世では英語を中心に使う人もいるようなので、そうした人にとっては中国語は「学校で習う外国語」でしかないようです。

ここまではシンガポールに対して抱いていたイメージを覆すようなことばかりを書いてきましたが、良い面ももちろんたくさんあります。それは、多様な文化が「存在」していることです。大学においてもそうですが、英語圏で有名な歌手や映画が話題になることもあれば、香港や中国、台湾で有名な歌手や映画が話題になることもあります。英語圏と中華圏の文化を中心にいろいろな文化に触れることができるのです。例えばこの間は、シンガポール人の友人と欧米で流行している歌の話をした後に、急に漢詩の話になりました。このようなことが可能なのはシンガポールおいて他にはないでしょう!

*寮の共有本棚。英語や中国語に限らず、色々な本があります。

今回はこのくらいにしまして、次回は「2学期の抱負」について書いていきたいと思います。ではでは!

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