アフリカでよくある話

今回はアフリカで展示会へ行った話を書きたい。展示会の内容を伏せるかわりにここではよくあるアフリカのリアルについて書く。


某日。僕は普通に急いでいた。その時は次の予定の調整をしたかったのもあり、展示会のタイムテーブルだけチェックしようとまず会場に軽く立ち寄った。

会場に近づくと僕は嫌な予感がした。会場脇の予想外の多さの車が目についたからだ。

何はともあれ、僕は一直線にセキュリティに向かい、とりあえずタイムテーブルだけくださいと尋ねた。

するとその人はまあまあ真剣に色んな人に聞いてくれたっぽかったが、結果そこにはなく、もっと奥へ入る必要があった。

「中にはいってからじゃないとダメだね」「ってことでレジストレーションするからそこの列並んで」

そして僕は内心目に入っていたが、改めてレジストレーションを待つ人の列に目をやった。案の定人がちょっとヤバイぐらい並んでた。

そこでとりあえずまじタイムテーブルだけだからと、再度セキュリティの人に聞くも、当然融通は利かない。それに結構セキュリティの人は頑張ってくれてたのでこれ以上は聞きたくなかった。

と書いてて思ったが、こういう時は正直セキュリティやレセプションの人に聞いた所で官僚的な対応しか期待できない。そしてそれはそうあるべきだろう。

とにかくここで重要なのは、さっさと内部で働くキーパーソンを見つけることだ。

この時はたまたま大柄のサングラスをかけたスーツの男性が話しかけてくれた。猿のように真剣な僕を見かねたのだろう。

スーツアップ:「ハイ、ハウアーユー?」

ぼく:「あ、こんにちは。えーっと」

最初僕は一瞬良くわからなかったのだけれど、こういう時に話しかけてくれる人は大抵僕のことを助ける権限を持った内部の人だ。

スーツアップ:「あー私はここで働いてるものですよ。大丈夫ですか?」

ちょっと困惑した僕の表情を見てとるとすぐに気を遣って話のリズムをとりもってくれた。

ぼく:「あ、すいません。失礼しました。実は私***に興味があってここに来ていて、ひとまずタイムテーブルだけほしいなと思っているのですけれども」

スーツアップ:「おっけじゃあついてきて」

そして僕はスムーズに中に入場し、タイムテーブルをゲット出来たのだ。正直今回はタイムテーブルはゲット出来たが、ぼくがちょっとテンパってしまい気を遣われたのは頂けなかった。真に真剣だったとは言えなかったのかもしれない。

そしてその後一度会場を出て、用事を終えて、再度会場へ向かおうとした所、僕は事前のインフォメーションを思い出しまたやや焦った。それはゲートが17時に閉まってしまうということだった。その時すでに17時を回っており、17時にゲートが閉まった後は、20時までイベントが続くというようなタイムテーブルだった。

ただしここで僕はいいことも思い出した。それは展示会の主催者側に知り合いがいたことだった(上の助けてくれた人ではなく)。ちなみにタイムテーブルの時はその人のことが頭になかった。タイムテーブルの軽い流れでいちいち電話するのも違ったからだろう。

何はともあれ知り合いのジェームスに電話すると、

ジェームス:「ゲート17時に閉まるんだっけ?まあセキュリティがダメって言ってたらそん時は教えて。”おれ”が開けるから」

と、”おれ”のワードを強調した頼もしい答えが返ってきたので、僕は安心して再度イベントへ向かったのだ。ただ結果としてセキュリティは僕のことを覚えていたので全然平気だったが。

まとめ

日本ではおそらくここまで融通は利かないだろう。書かれていないことより書かれていることを重視するからだ。そういう意味でアフリカは生きやすい。

またアフリカは色々遅いと言われるが、人間関係を作っていれば早い。ないしは真剣にコミュニケーションをとっていれば早い。空気を読んでくれるからだ。

とにかくアフリカでは普通に困ってたら彼らは普通に対応してくれる。そして僕も普通に感謝するのだ。

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