刹那に抗う

Shinichi Sasaki
Just A brick in the Wall
2 min readMar 23, 2017

自分の特徴を赤裸々に語るのは恥ずかしいところがあるが、これまでの僕の記事を読んでいけば、僕がぐーたらな人間であることは隠しようもないので、正直に書こうと思う。

夢とか目標を叶えるには、それまでに数多くのステップを踏まなければならない。何かひとつの事をしていきなり叶うわけではない。オリンピックで勝ちたければ、まずは国内の大会で勝つ必要があるし、それには都道府県の大会、市町村の大会と、小さいブロックでの積み重ねが必要だ。

さらには大会で勝つための毎日の練習も当然必要である。筋トレやランニング、食事制限、上を目指すならやることはたくさんある。それらはどれも厳しいものばかりだろう。適当な時間を過ごして一日を消費するような生き方とは対極である。

これができる人は本当に凄いと思う。僕はできないからだ。意気揚々とランニングウェアに着替えて走り出しても、次の日には走りたくなくなる。そもそもオリンピックに出たくないというわけではない。出るための練習が続かない。

それははるか先にある目標を認識する力が欠如しているのだろうか。この一歩が遠い遠い先に確実につながっていることが想像できないのだろうか。

夢や目標を達成するための行動を阻害するのが、刹那的な感情である。もう少し簡単に言うと「逃げ」とでも言おうか。いとも簡単にハマってしまう僕はたいそう弱い人間であるが、それに抗える人間になるにはどうすればいいか。行動が大事なのであり、その行動をするには行動すればいい、しかし行動できないという悪循環である。

書く暇があれば、さっさとやればいいという声が聞こえた。まったくもってその通りである。

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