私も情弱である

Shinichi Sasaki
Just A brick in the Wall
2 min readMar 3, 2017

よく情報弱者を情弱と馬鹿にする光景を目にする。

とくにまとめサイトとかで見るので、実際はそこまで人は他人のことを情弱とバカにはしないのかもしれない。まとめサイトなんて極端な意見ばかりを集めたものだし。

しかし「知らない」ことを馬鹿にする人は確かに現実にもいる。

僕だって「え、こんなことも知らないの?」という目で人を見ることもある。

しかし立場変われば自分も情弱である。実はあるファッションブランドの品を買おうとしたのだが、偽物ではなく正規品を売っている場所が検討つかなかった。実店舗であればある程度の信用があるのだろうが、ネットで買おうとすると、途端にそのお店が信頼に足るのかどうか当てにならなくなる。

Amazonなら大丈夫かと思ったが、マーケットプレイスに出しているお店なら分からないという記事も見て、段々と混乱してきた。商品現物が目の前にあってもそれが本物かどうかは分からない。本物を手にするには、お店を信頼しないといけない。どのお店が信頼できるのか、ついぞ結論を下すことはできなかった。

しかし買い物は早くする必要があったので、ここなら大丈夫だろうという直感で店を選び、購入ボタンを押した。今しがたその商品を手にしているが、偽物かどうかは分からない。偽物かどうかの判定基準とかもネットには転がっているようだが、それですら本物であるかは分からない。

僕は何が本物で何が偽物なのか分からない世界に生きているのだなあと思う。そして本物とか偽物とか気にしないほうが楽なのでは?という気もする。

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