エウレカのアジャイル・コーチが新しいオフィスにこだわったポイントを紹介します。

Narichika Kajihara
@kajinari
Published in
6 min readDec 16, 2017

はじめまして!エウレカでCTO Officeの責任者をしている梶原です。
職務は、開発チームのチーム・ビルディングを担当し、チーム支援を行っています。 その他には、モダンな情報システム担当、エンジニア採用、技術広報など、eureka全社員を陰ながら支える仕事を担当しています

今回の移転では、「働きやすい環境づくり」の担当をしたので、そのポイントを紹介したいと思います。

オフィスのデザインや全体の雰囲気は、以下の紹介もあわせて見ていただけると嬉しいです。

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エウレカはスクラムで開発しているので、チームでコミュニケーションをしやすい環境を意識して作りました。

まずはスクラムチームの基本!カンバンから

弊社は、ふせんとホワイトボードを使って、物理的なカンバンを作ってることが多いです。

バックオフィスチームに単純にホワイトボードが欲しいんですよね。って、言うとイマイチ重要性が伝わらないんですよね。
なので、「スクラムチームにとっては、チーム内でのタスク共有、進捗共有、ワーキングアグリーメントの確認など多くの役割を担うので、重要な仕事のツール なんですよね。」ってコンテキストを 伝えてあげることが大事。

もう一つチームにとって、リアルカンバン作る時に面積の制約を外す事はとても重要です。
弊社のホワイトボードはめっちゃ大きいものを導入しました。
私がこだわったホワイトボードは、こちら!

こんな感じに使われています。

カンバンボード

片面だけで、普通のホワイトボードの4倍くらいあるので、広さで悩むことがなくなりました。

会話をうながす机の配置

良いものを正しく作るには、ユーザーが解決したい課題、ユーザーに届けたい価値って、なんなんだっけ?を開発チーム、プロダクトオーナーで対話を通して、ユーザー・ストーリーの正しい理解、深く認識を共通化しなければなりません。 そのためチームでの会話をうながしやすい机の配置にこだわっています。
ひとつのチームが背中合わせになるように配置しています。

机の配置は背中合わせ

チームにひとつ、専用のスタンディング・デスク

デスクのすぐとなりにスタンディング・デスクを配置しています。
たとえば、デイリー・スクラム・ミーティング(朝会)は、この机を使ってやっています。毎日行うミーティングにわざわざ会議室に移動してやるのも効率悪いですよね。
リファインメントやスプリントプランニングなど、チーム内の打ち合わせなど、ぱっと集まって話をできるようにオフィス設計しました。

チーム内の打ち合わせは、予約不要の専用のスタンディングデスクで

手書きで説明したい事があった時には、NUboardを使って早く認識を共有できるように考えています。 弊社のホワイトボードは、ホワイトボードとして使っていないことが多いので(笑)、NUboadはとても役立ってます。

また、スタンディングデスクには、ペアプロ、モブプログラミングができるように、55インチの大きめのディスプレイを配置しています。
だいたい横に椅子を並べて4人〜6人で集まることができます。

ソファースペースについて

タフなやりとりが多い、スプリント・レビューはリラックスできるソファスペースで

ソファ・スペースに可動式の65インチのディスプレイを配置して、スプリントのデモができるようにしています。

可動式のディスプレイとソファで

タフな質問も多くあるので、なるべくリラックスした環境でできるように考えました。

また、Apple TVを使ってディスプレイに出力することで、各エンジニアの手元の環境でデモ準備しておいて、HDMIケーブル取り回し不要で、次々と画面切り替えができるにしています。
デモが多い時などスムーズにデモできるようにしています。

スクラムの文脈で快適に過ごせる環境を紹介しましたが、如何でしたでしょうか? その他にも社員の生産性を向上する仕掛けがオフィスですので、その紹介はまた次回実施したいと思います。

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Narichika Kajihara
@kajinari

Agileコーチとして、開発チームのチーム・ビルディングを担当し、チーム支援を行っている。 その他には、モダンな情報システム担当、エンジニア採用、技術広報など