「転職透明化らぼ」で頂いた質問全部を回答させていただきます。

Narichika Kajihara
@kajinari
Published in
7 min readMay 19, 2019

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転職透明化らぼ”という勉強会で登壇させていただきました。このエントリーは、そのパネル・ディスカッションで頂いた質問でお答えできなかったものを、回答させていただきます。

転職透明化ラボって?

第一回目は、「カジュアル面談」をテーマでした。

ヤプリのカジュアル面談とは

カジュアル面談におけるヤプリのスタンスについてお話させていただきました。ヤプリのカジュアル面談はセレクションではなくて、まずはヤプリについて知ってもらうことを主目的にしています。

スタンスについて明確化する

カジュアル面談なのか、選考なのか、微妙な時ってありますよね?事前にスタンスを明確にするのが大事だなーって思っています。
一緒に登壇したNulabのアンジェラさんは、「これは面談なので、選考じゃないので、何を聞いてもらっても良いですよー。」って、企業側がスタンスを明確化するとおっしゃっていました。

企業側からスタンスを明確化してもらうとラクではありますが、そんな練度の高い企業は少ないと思うので、候補者からスタンスについて確認する。明確化すると良さそうって思いました。

選考は、あくまでもお互いがセレクションするものですので、対等な立場で場に臨むようにしてくださいね。

スライド後半は、僕が転職活動した時に感じたことを書いてます。

何かの参考になれば幸いですー。

では、頂いたご質問に回答させていただきます。

時間の関係で、パネル・ディスカッションでコメントできなかったものを記載させていただきます。こちらのコメントは個人の見解です。(念の為w)

質問1:カジュアル面談で年収を聞かずして、ズレにくい年収を聞くためのテクニックが知りたいです(スキル感と年収を合わせておきたいので)

うーん。ここは曖昧に聞いちゃっても失敗しちゃうので、僕は割とどストレートに聞きますね。もしくは、欲しい年収を伝えた上で交渉するなどでしょうか。(参考にならない回答ですいません。)

質問2:選考と明確に区別しているというお話でしたが、求職者の立場では好印象を残して次のステップにつなげたい気持ちがあります。面談中に自分自身をアピールすることについて、どのようにお考えでしょうか? (特になし、マナー違反なのでやめてほしい、話は聞くがジャッジを左右しないように留意する、など)

求職者としてのお気持ちはとても良く分かるので、アピールできる機会は全て最大化するように、作戦立てるのはとても良いことだと思います。
僕がカジュアルを受ける側の時は、次に誰が対応されるのかを確認して、その人のバックグラウンドを確認しておくぐらいはしておきますね。

質問3:カジュアル面談で触れてくれると嬉しい話題はありますか。 また、選考前に事前に聞いてくれればよかったのに、というものがあれば教えてください。

特に無いかなぁ。ただ疑問をそのままにしておくのは良くないので、度のタイミングでも良いから、確認しておくと良いと思います。

質問4:なぜカジュアル面談で面接が始まるという悲劇が発生するのでしょうか?企業が悪いのか、仲介しているエージェントが悪いのか、求職者が悪いのかどこだと思いますか?

誰が悪いのか?はコンテキストに依存しすぎて言及しづらいです。
ただ、僕のスライドでも触れましたが、スタンスを明確化するのが良いと思います。エージェントの場合、間に人が入ってしまうので、伝わっているかどうかを確認するのが難しいですし。
1次面接のつもりで企業側が望んでいても、最初にその面談のゴールをすり合わせすることで、方向性修正できると思いますし。

質問5:カジュアル面談で、応募者自身のことについて知りたいと思った場合、その場で質問されたりしますか? それとも、選考と受け取られないようにするなど、何か理由があって聞かないようにしていたりしますか?

僕はちょっとお聞きしても良いですか?って聞くようにしています。
選考じゃないと言っても、明らかにダメな行動(礼を失したふるまい等)が合った場合に、そういうフィードバックを残してるので。

質問6:転職意向が高いわけではないが純粋に企業のことをもっと知りたい、というような場合でも、カジュアル面談は受けていますか?

お互い目的がすり合っていて、合意済みなら問題ないと思いますよー

質問7:働く環境を想像してもらえるようにするには具体的にどのような情報を提示すればよいのでしょうか?(体験入社を実施できない場合)

恐らく、採用担当側の質問だと思いますが、現場メンバーとの面談、ペアプログラミング、オフィス紹介、キーマン紹介、会食などでしょうか。
そういえば、役員全員とビール面談(一緒に飲むだけ)をしている会社もいますよ。 これは良い作戦だねーって思いました。

質問8:自分にとって経験が浅い技術を使うポジションへのスカウトが届くことがあります。求職者の立場では採用見込みが低く思えてしまうのですが、採用側としてはそんなことはないのでしょうか。 「言語未経験者歓迎」についても同様です。スキルセットが一致していない人材でも、採用につながった例はありますか?

ないと思います。
スカウト送ってる人が一縷の望みをかけている or スキルセットを理解していない。の、どちらかかなーって思います。
ただ、サーバーサイドの場合は、サーバーサイド文脈で送付しているコトがあります。

質問9:部屋に案内して向かい合って話すとどうしても面接みたいな雰囲気になってしまうんですが カジュアル面談はどんな感じで行なっていますか?

向かい合って座ってるかも。
会のはじめに面談だよーって話をするので、そういう雰囲気作りで回避していることも多いです。

質問10:逆に、カジュアル面談の場では聞いてほしくないようなことってありますか?

ないです

質問11:体験入社をした時の作業時間帯は、現職にいながら実施されたのでしょうか。 その場合、現職側はどのように実施されたのでしょうか。

僕への質問だと思うのですが、有給消化中に行っておりました。

質問12:CTO以外の方を面談に送り出すときに伝えてることについて、具体的な例とかがありますでしょうか?

誰が出ても同じお話、同じ品質になる様に各社準備していると思います。

質問13:カジュアル面談に履歴書は必要だとおもいますか?

不要だと思います。

質問14:「会社のことはググったら何でも出てくる状態」が実現できたら、カジュアル面談の必要性は減っていくと思いますか?

面談する時間が減るかも知れませんが、必要性は変わらないと思います。体験することに勝る情報収集は無いからです。
また、一方向(ネットで見て知る)だけではなく、インタラクティブなコミュニケーションを通じて知る事も多いと思うからです。

質問15:カジュアル面談で求職者が質問するべき事や、求職者から聞いて欲しいことなどありますでしょうか。

「するべきコト」としては僕はないです。繰り返しになりますが、まずは知ってもらうコトを目的としているからです。

質問16:カジュアル面談でカジュアルさをだすためにやっているアイスブレイクがあれば教えてください!

弊社CTOは「元気に声かける。」って言ってましたw(たしか)
自分から自己紹介をすることで、多少ハードルが下がってるかなーt

質問17:カジュアル面談で受け入れがたい面談者っていますでしょうか?

はい。いますよ。

以上です。何か質問あれば、Twitterで声かけてくださいー。

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Narichika Kajihara
@kajinari

Agileコーチとして、開発チームのチーム・ビルディングを担当し、チーム支援を行っている。 その他には、モダンな情報システム担当、エンジニア採用、技術広報など