オンライン上で人間性を出すということ
共感するには他人の靴を履くことが大切?
人に共感することは大切です。共感、感情移入するということは、人を見て法を説けということわざの通り、相手の人柄や立場などを理解する能力のことです。
英語で共感を表現する私が好きなイディオムがあります。
Step into another person’s shoes.
他人の靴を履く=相手の気持ちを理解する。
他人を靴を履くと、はき心地がいい靴があったりなかったり様々です。その靴を履いてどこかに行こうとすれば、その難しさがもっとわかります。
しかし、意外と簡単なことだと思います。本当はただ単に、相手が面している人生の挑戦や障害を敬うだけのことではないでしょうか。同じ状況下に自分をおいてその人を理解しようとするだけで共感できるかもしれないです。
多くの人は、オフラインだと意外と共感をすることができています。もし道で転んだ人がいたら助けますよね?
おばあちゃんには席を譲りますよね?
譲っていなかったら、今日の帰り電車で早速譲ってあげてください。
もしもあなたがその人を嫌っていたら上記のことができるでしょうか。これはあくまでオフラインの話です。
ここからはオンライン上の話です。共感するということはオンライン上だとなくもはや関係ないことのように見えます。
オンライン上には顔がないです。そのためか他人の靴を履こうとする人は少ないです。私たちはオンライン上で関わる人やフォロワーたちをクエストを与えられたり、いい情報をくれたりするRPGで出るお助けキャラみたいに扱っています。
お助けキャラ達はゲーム上そんなに重要視されません。重要視されないからこそ、オンラインを仕事に扱う私たちのようなメインキャラにとってはどうでもいいと思っている人が多いのではないのでしょうか?
だから、オンライン上で攻撃してくる人や、嫌がらせしてくる人もいます。
オンライン上はこれからもっと私たちの生活の中に入り込んでいきます。ゆえにオンライン上ではもっと人間らしさを出していく必要性があると私は思います。
オンライン上でやっていいことと、やってはいけないこと。オンライン上での話し方や口調。
オンラインを自動化するツールも多く出てきていますね。果たして自動化して画面の前にいる他人の靴を履けるのでしょうか。ソーシャルメディアでもブログでも配信したい相手はやはり人間です。
もし今から何かを何かしたのプラットフォームに書こうとしているのなら、もう一度考え直して欲しいです。あなたは他人の靴を履いて考えましたか?今から投稿することで満足するのはあなただけかもしれません。
共感するということは別にライフハックテクではないですし、効率化や自己啓発の技でもないです。
共感し、他人の靴を履いて考えるということは人間であることの最低限の必要条件です。