ソーシャルメディアマーケティングは人生の延長戦
たった一人にメッセージが届けばいい
ソーシャルメディアマーケティングと人生というものが、いかに似ているかを痛感したので、Mediumの皆さんと共有したいと思います。
ここ最近Mediumをサボり気味だったのは、以前始めた英語のかけらというメディアが失敗に終わり、仕事もなくなり、親族も同時に失ってしまったからです。
これを言い訳にするつもりはないのですが、ここ10日間が今までの人生で一番濃かったです。
詳細は書きませんが、海外でしかも一人で上記のことが起き、頭が真っ白になりました。
一番最初に頭が真っ白になった理由は、
お金がない・・・
仕事もない・・・
頼れるのは自分の語学と今まで培ってきたウェブの知識だけでした。
てなわけでとりあえず始めたのが仕事探しです。
仕事があれば、あとはどうでもいい・・・
単純なことだけど、そんな簡単に見つかるわけがないと思っていました。
今まで旅をしていてタイという国に恋をしてしまったので、仕事はタイの首都バンコクを中心に探しました。
ビザの関係もあり、3日以内に東京に戻らなくてはいけませんでした。
72時間以内に、タイで仕事を探す・・・
タイの友人は仕事を探すのに最低2週間は必要だと連呼していました。
普通に仕事を探していたら絶対に間に合わないことはわかっていました。
そんな時にソーシャルメディアマーケティングに置いて、とても大切なことを思い出しました。
ターゲティング
Facebook広告も、TwitterやInstagramのハッシュタグも自分のターゲットに最適化しないとエンゲージメントは生まれません。
しかも今回の僕の場合は「いいね」や「コメント」や「シェア」では意味がないです。
僕の目標はコンバージョンだけだったからです。
どうやってスマートに僕のターゲットにメッセージを送るかを意識しながら、仕事探しを始めました。
僕はスタートアップ企業でのインターン経験もあり、スタートアップ企業独特の雰囲気が大好きだったので、スタートアップ企業の仕事探しのプラットフォーム「Angel List」に登録しました。
かたっぱしからスタートアップ企業を閲覧しながら、これだっと思う企業があるまで24時間かけて探しました。
残念ながらそのほとんどが募集をかけていませんでした。
僕には後ずさりする選択肢がなかったので、英語で1通のメールを送りました。
いかに僕がソーシャルメディアオタクであり、○○社の役に立てるかついてうざいぐらいに説明したメールです。
ストレスと不安で眠れぬ長い夜の中、真夜中に僕のgmailから通知が届きました。
吐きそうな思いでメールを開けると・・・
Your profile looks interesting.
Let’s meet up tomorrow at 9 pm.
とシンプルだけど、僕にとっては震えるぐらい嬉しいメールでした。
面接はバンコクのスタバで直接CEOとさせてもらいました。
僕の熱い思いが通じたのか、その場でOKをもらいました。
仕事探しをしてから48時間以内の出来事に、僕のタイ人の友人は皆信じられないと言われました。
グダグダ長くなりましたが、今までで一番ソーシャルメディアを扱っていてよかったと痛感しました。ソーシャルメディアをやっていたから、ターゲティングの大切さをわかっています。
何よりも大事なのは、結局フォロワーの数ではなく、1人のフォロワーでもその1人があなたにどんなバリューを与えてくれるかです。
正直もう何も怖いものはありません。(両親以外・・・笑)
ということで今月中旬よりバンコクのスタートアップ企業で働くので皆さんよろしくお願いします。