№3 行動理論

よろこぶや カンナ
kanna yorokobuya
Published in
2 min readDec 12, 2018

ある刺激Aに対して、人が行動Bを起こすかどうか、またその行動を学習するかどうかは、行動の結果Cがその人にどのような報酬をもたらすかによって決ります。

ほめ上手になりなさい

信頼のある頼りになる上司は、たいていほめ上手です。ちょっとしたことでもほめると、相手は快感になりやるきが出ます。ほめ上手が、最強のビジネスマンの武器なのです。

自分で自分をほめなさい。

自分への小さなご褒美は、それを思い浮べただけでも、ドーパミンが放出されます。だれもほめてくれないのなら、自分でほめましょう。
「この仕事が終わったら、はやく家に帰って、缶ビールをキュー(コンビニケーキをひとつ)さあ、あと少し。」
このイメージを思い浮かべられたら、脳はやる気まんまんです。

「自分はダメな人間だ」とこころでつぶやく人は、気をつけなさい。

うつ状態発症の心理学的モデル(ABCモデル)

あなたは、試験を受けました。その結果45点でした。

A:出来事→B:認知→C:結果(感情)
A:試験の成績が45点だった
B:まずい、ダメだった
(考え込む)
C:もうおしまいだ。ダメな人間だ

認知がよりネガティブになり、身体症状が生じます。憂うつな感情や焦りが強くなり、しまいにはうつ状態になってしまいます。

認知をかえなさい。

ここで認知を変えてみます。

A:試験の成績が45点だった
B:勉強しなかったのに赤点でなかった。
(さらに考えてみる)
C:勉強してれば、とんでもない点数がとれていたかもしれない。これってすごいかも。

視点を変えて考えてみる。視点を変えて自分をほめてみる。
すると、出来事は同じ45点なのに、こんなにも感情がかわります。

行動理論と脳科学のテキスト

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