川越蔵端カイギ #3 — 気づくこと。伝えること。開催レポート

Takuya Nishimura
kawagoe-kurabata-kaigi
5 min readJun 28, 2018

さて、5月17日に「川越蔵端カイギ #3 — 気づくこと。伝えること。」として、第3回の川越蔵端カイギを開催致しました。今回の会場は古民家惠比壽屋。川越らしい古民家での開催でした。これまで同様の熱い、そして新しい出会いのある夜になりました。

ご登壇いただいた蔵端人はこのお三方。

【古民家惠比壽屋 】溝井敏幸さん
http://mapleeihide.wixsite.com/ebisuya
https://www.airbnb.jp/rooms/15302484

【旭舎文庫 川越郷土案内人 】小松孝さん
http://kadomise-kawagoe.com/

【日光天然氷 ちのわ 】柿澤日出夫さん
https://bit.ly/2FThwix

■1人目 古民家惠比壽屋 溝井敏幸さん

家族のこと、街のこと、様々なことが繋がって新しい取り組みを始めている溝井さん。大切なものを守り活かしながら、川越でこれから動いていくストーリを聞かせて頂きました。

  • キーマンは、ワーホリ制度の一期生でカナダへ行かれた奥様。2人の発達障害のお子さんを育て、児童発達支援等のNPO法人を運営されている。
  • これから始める民泊のこと。奥様がカナダで泊まったビアンドビーで発達障害の子がいらっしゃった。世界中から人が会いに来てくれる場所だよと。それを川越でやりたい。
  • 6月15日から「秘密のカウンター席の居酒屋がある築約130年の古民家宿惠比壽屋」を始める。
  • 各種destinationを用意して、長期滞在するゲストを迎えようと思う。すでに6組の海外からの宿泊予約あり。
  • 街へ開く活動も随時やっている。泊まり客と地元のお客さんが混じれば一番良い。

■ 2人目 旭舎文庫 川越郷土案内人 小松孝さん

様々な国で仕事や交流を経験し、知見を広げられた小松さん。川越の中にある様々な文化や世界を発見し、伝えていくことを語って頂きました。

  • 香港で様々な人に出会い、多くを学んだ。日本人は優しく、遠慮しがち。香港で出会う人は主張がしっかりしている。日本人は組織力がすぐれていると気づく。
  • アメリカ人と中国人は似てる。目的意識を持って人に伝え、物事をすすめる。
  • 川越の観光は一極集中から分散化すると良いなと。1回目はメジャーなところに、2回目以降はもっと深いところを案内できる街になってほしい。
  • リバーサイドに注力している。川つながりでも川越を盛り上げたい。
  • おもてなし、ふれあい、楽しむ。それを大事に観光は進めたい。
  • 色々な考え方が同居する川越。それを誇りに思い川越を発信したい。ゆくゆくは川越で国際会議を開きたい!!

■ 3人目 日光天然氷ちのわ 柿澤日出夫さん

仕事の中心はずっと都内や海外であった柿澤さん。自分の信じたこと、考えることをきちんと伝え、突き進むことを教えて頂きました。

  • 大学を卒業したら、早いうちに独立しようと思っていた。アパレルに就職して、2年で独立する。オイルショックの時期からは海外で製品をつくるようになる。
  • 決断は曲げない、みんなが反対することはやった方がいい。みんなが賛成することは、みんなが思いつくこと。
  • タイ、バリ、中国、インドネシア、海外での様々な体感。
    事故や盗難、そして、成功談。信用が本当に大切ということを学んだ。
  • 知人の知り合いつながりで、日光の天然氷を使うことになる。
  • 今年から特製のシロップをつくっている。紫芋とシルクスイートが人気。今後、川島のイチヂクや毛呂山のストロベリーなど地域のものを使いたいと思っている。
  • まず、こちら側が腹を割ること。はっきりものを言って、好き嫌いを言って、そして信頼を勝ち得ること。

様々な経験をしてきたお三方だからこそ、話は尽きず、大盛り上がり。古民家の雰囲気も相まって、そのまま懇親会もわいわいと進みました。

登壇者の皆様、参加してくださった方々、関係各位、第三回目もありがとうございました!

第四回目も乞うご期待!!

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