【開催レポート】川越蔵端カイギ #6 — ひらかれるデザイン

Takuya Nishimura
kawagoe-kurabata-kaigi
5 min readAug 31, 2018

8/21に「川越蔵端カイギ #6-ひらかれるデザイン」を開催致しました。今回の会場はCoworking Space「ダイクマチ」。1回目と2回目を開催した場所に戻って来ました。登壇者の方々がダイクマチのリノベーションに関わっていたこともあり、大いに盛り上がりました!!

ご登壇いただいた蔵端人はこのお三方。

【街の裏方】 飯石 藍さん

【空間デザイナー 】石坂 健さん

【空間デザイナー】 安田 太陽さん

■1人目 街の裏方 飯石 藍さん

住む人、来る人が、如何にして愛着を持つ場所や街を作るか。場をひらくことで初めて見えること。場所に関わる人の思いやその歴史に触れる面白さについてお話いただきました。

・面白い人とコトと場所をつなぐ。それをしたい。

・豊島区に7年住んでいる。西武線と東上線からすると最寄りの都心。豊島区には魅力がなかった。

・消滅可能性都市になったのをきっかけに、どうせ自分が住むならもっと面白いものにしたいと思い、豊島カイギをはじめる。

・なにか思いを持っている人を集めていた→まちのことを考えて行動してる人。そうすることで、そこからちょっずつまちが動き出す。

・南池袋公園。初めて芝生の公園が豊島区にできる。
空間としては注目してもらっているが、みんなにとっての価値を維持することが大事だと感じる。

・公園全体を使ってまちをよくするために動き出す。テーマは日常を劇場に。

・まちを市民のリビングに。
植栽を市民とつくる。→人の手が入るとゴミが減る。
マップを勝手につくる。日常×非日常をつくる!

・風景をつくるのをやっている。その後、そこに周囲の人が入ってくる、参加してもらうのが次のステップ。

・古いものにワクワクするのは、そこに歴史が詰まっていることが好き。

・結局、ひとが関わっていることがすき。

■2人目 空間デザイナー 石坂 健さん

ともにつくるものづくりをモットーに、ものを作る楽しさを感じられる人を増やしたい。使う人、暮らす人に愛着を持って貰えるために。空間を想像し、カタチにすることの魅力をお話いただきました。

・川越生まれ川越育ち。埼玉医大 出生。

・早く川越を出たかった。

・ 幼い頃に見ていた新聞広告の物件間取り図の数々。とにかく作りたいというその気持ちに素直に向き合い、大学は文系だったが就職はデザインや建築だった。

・設計施工会社へ。同期は美大卒だったり。職人さんと混ざって、現場で経験を積む。

・デザインに興味をもち、なつみ組へ。そんななかでオーダーメイド賃貸に興味が深まる。そこの内装デザインをメインに。

・既存のものを残しながら、つくること。
手を動かして、つくることが大事。

・使う方と一緒に、使う方の視点でともにつくる。その後どうやって使われるか。

・出来上がったあとも使われ方をアップしていく。

・空間とひとがともにつくる未来を一緒に考えませんか!?

■3人目 空間デザイナー 安田 太陽さん

非日常ではなく、日常を楽しむ。まず自分が楽しむ。それ故、やったことのないことに挑戦することが好き。 感じちゃったもんがち、という幸せなエピソードの数々をお話いただきました。

・バルミューダで空間デザイン。副業でアクセサリーブランドを。

・新河岸で、母方の祖父母の家をリノベ。

・やろうと思えばなんでも調べてつくれる。仕組みが気になる。日々、実験。やったことのないことにチャレンジしたい。

・新河岸で非日常ではなく日常を楽しみたい。poolsというチームを組む。

・幸背、美味しい、個人の感じ方次第。
→感じちゃったもん勝ち

・名所でもなんでもないところでも、美しい。

・近所の農家が面白い。新河岸川で舟に乗るのが面白い。船頭にもなれる!

・身近なことから何か始めていきたい!!

登壇してくださった皆さま、ご参加くださった皆さま、ありがとうございました!
街をひらくこと、場をひらくこと、みんなで周囲の環境を楽しむためにできることがたくさんあるなと感じた夜でした。そして、少しでも関心のある仲間と一歩ずつ行動を起こしていけば、何か素敵なことが起こることが確信できました。
会場をともに作った方々もおり、場所の成長をみんなで感じることができたのではないでしょうか。

次回も川越の新たな一面に気づける夜になると思います。お楽しみに!!!!!

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