kawasaki.rb #043を開催しました #kwskrb

Peranikov
kawasakirb
Published in
3 min readDec 24, 2016

2016年12月22日(木)にNTT-ATさんの会議室にてkawasaki.rb #043を開催しました。

パーフェクトRuby読書会

は、参加者が少なかったかつ、お互いの近況報告に花が咲いたのでお休みしました。

セッション

「オブジェクト指向設計実践ガイド」を読んだので誰かに意見聞きたい from Peranikov

オブジェクト指向設計実践ガイド」の中で出てきたいくつかのテクニックに感銘を受けたものの、これは実際に他のプログラマに受け入れられるのか?という疑問から、書籍の紹介をかねて参加者に投げかけてみました。なお聴講者はPythonistaが2人、C#perが1人、Javaが1人という布陣でした。

「データではなく、振る舞いに依存する」というテクニックでは、

  • DBなどの取得に重い処理ではキャッシュの機構を入れたりするので有用
  • C#ではプロパティ経由での取得と言う形で用いる
  • RubyやJavaでは有用そうだが、Pythonではスコープが比較的緩いという部分もありあまり積極的には使わない

という意見をいただきました。

次の「依存オブジェクトの注入」では特に反論は無く、Pythonでもそうするという意見をいただきました。

「初期化にキーワード引数を使う」というテクニックでも特に反論はなく、むしろPythonではこれが普通とのことでした。

最後の「ダックタイプをテストする」では、テストをModuleなどで共通化するのはそのクラスの仕様を把握するために見に行かなければならないファイルが多くなってしまい、見通しが悪くなるためオススメしないという意見がありました。(Pythonでも同様)
型があれば書かなくて良いのにという気持ちは皆同じだったようで、まとめより先に言われてしまいオチを読まれました。

次回予告

次回は2017年1月25日です。詳しくはconnpass及びTwitterでご連絡いたします。お待ちしております。

寄稿者について

松久保 敬人 ( Peranikov )
Kawasaki.rbでScalaの話する人

--

--