kawasaki.rb #111(オンライン)を開催しました #kwskrb

Peranikov
kawasakirb
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6 min readAug 24, 2022

2022年8月24日(水)に, Discord にて kawasaki.rb #111 を開催しました。

企画会議

前回で プロと読み解く Ruby 3.1 NEWS を読み終えたので、次回からどのコンテンツを進めるか企画会議を行いました。候補として以下が挙がりました。

なるほどUnixプロセス ― Rubyで学ぶUnixの基礎

Rubyを通してUnixプロセスを学ぶことができる書籍です。私も以前読んでみましたがプロセスの仕組みや低レベルな部分をとっつきやすいRubyを通して学べる体験はとてもイメージが湧いて良かったですね。

Mastering CSV in Ruby

RubyでCSVファイルを扱うためのナレッジを体系的に学ぶことができるそうです。CSVファイルの読み込みや作成から、RailsによるCSV処理、大きなファイルのパース、高度なプリプロセッサの使い方まで学ぶことができると記載されています。

Rubyのしくみ Ruby Under a Microscope

Rubyという言語が内部でどのようにして動いているのか、を解説した書籍です。字句解析と構文解析からコンパイル、オブジェクトとクラスの扱い、GCまで取り扱っています。

オブジェクト指向設計実践ガイド ~Rubyでわかる 進化しつづける柔軟なアプリケーションの育て方

こちらはRubyを使ってオブジェクト指向な設計を学びながら、保守性高く運用コストを減らせるRubyでのコーディングの仕方が学べます。

Rebuilding Rails — Understand Rails by Building a Ruby Web Framework

よりエキスパートな開発者を目指すためにはWebフレームワークを構築するのが良い経験になるとして、Railsの再構築を目指していく書籍となっています。

Understanding the Four Rules of Simple Design

ケント・ベックの「4 rules of Simple Design」になぞらえながら、リファクタリングとその思考プロセスをまとめたものとなっているそうです。

Sustainable Web Development with Ruby on Rails

RailsでWeb applicationを構築しながら、どのような設計のメソッドを取り込むべきかということを解説している書籍です。こちらは高橋さんが紹介記事を書いているので、気になる方は読んでみると良いと思います。

結果

参加メンバーの意向をまとめた結果、最後に紹介した「Sustainable Web Development with Ruby on Rails」のサンプルから試しに実施してみようということになりました。次回からはこちらを読み進めていきます!

次回予告

次回は、9月第4週水曜日の9/28(水)に開催します。connpass及びTwitterでご連絡いたします。また、Slackもあるのでよければご参加ください。

書いた人

https://twitter.com/Peranikov

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