自分を更新すること = 今の自分を古いものにすること
「勿体ないなあ。最近、ちがうことやってないんじゃない?」
とこの前、人から言われました。グサッ。ああ、間違いないなあと思わずため息が漏れました。
「更新する」というのは、例えばWebサイトの運用についても、よくつかわれる言葉です。「ブログを更新する」だとか、気がつけば、かなり頻繁につかっている言葉。僕もインドネシアに居たころ個人ブログを週3,4回「更新」していて、今は会社のオウンドメディアというか、自社のWebサイトを更新しています。
気付かされたのは、「更新する」というのは、「何かを書く」ということだけに留まらないのだということです。毎週アップしなければならない、いわゆる日常業務としての更新もあるし、実はそうではない更新もある。
んじゃ、その更新ってなに?それは、「今の自分を古くする更新」です。
例えば、iPhoneやMacintoshといった革新的な製品で有名なApple社は、この意味での「更新」を多用します。それこそ、彼らは定期的に新しい製品をリリースしています。アイコンのデザインが、フラットなものになったり、ipad AirがiPad Proになったり。
更新内容自体は、正直新しいものかどうかは定かではありません。別にフラットデザインが良いかどうかはずっと議論があるし、iphone5sと6sがどちらがいいのかと言えば、そんなもの6sであるわけでもない。
でも、不思議と画面上に従来デザインのアプリがあれば「もうフラットデザインになったのに、なにこれ古いね」と感じますし、iphone6s以上のサイズのスマホが主流になってきている今、iphone SEや5S使っていると、あの人古いやつ使ってるーと言われるかもしれません。Apple社としても、「えっ、まだそんな古いことしてんの?」という態度を見せつけているわけです。(そうやって製品を買い換えさせているわけです。)
人間そのものも、常にそうなければいけないなと改めて思います。やっぱり毎日同じことを、同じ気持ちで、同じように取り組んでいると、それはまったく変化していないし、「今までの自分が古く」なっていません。そして、どんどん停滞して、水は淀み、腐っていきます。正直、最近の自分は淀んでいました。
だから、自分を日々、更新し続けなくてはいけないのでしょう。別に新しくなくてもいい。革新的なことでなくても、いい。昨日の自分と今日の自分が違うことはなにか?昨日は何を考えて、何を書いて、今日は何を考えたのか?
自分を更新するのは、自分しかいません。昨日と違うことをやるのは自分だし、今日やったことと違うことに取り組むのは、自分でしかないのです。
改めて思います。常に、今までの自分を古くしよう、と。