現状の日本の医師不足
つまり医療資源の不足は
この新型コロナウイルス騒動が
起こる前から
たびたびニュースにも
なっていましたよね?
新型コロナがなくても
医療の資源は
すでに足らないんです
実は先週の土曜日
2020年2月22日に
立川駅近くで
追突事故の被害者になりました
それでね
すぐ近くに大きな病院
=立川相互病院があったので
そこで診てもらおうと思い
行ったんですよ
24時間救急病院ですよ
でも
当直は整形外科医なので
レントゲンを取ることはできても
診断書は書けません
と門前払いでした
そこでもう一つの大きな病院である
立川病院にも電話したのですが
同じ対応でした
アチラコチラに電話して
やっと空いていた
整形外科の個人病院を見つけ
診断書を書いてもらいました
それくらい
日本の医療機関はギリギリで
動いているんです
しかも今
新型コロナの影響で
ただでさえ忙しい医療スタッフは
ドアノブや机の消毒などの
新しい雑務で
てんてこ舞いしているんです
すでに
本来の業務以外の負担が
かかりはじめているのです
これからはその上に
新型コロナウイルスに感染した人が
病院に押しかけてくるわけです
通常の診療を続けるだけでも
かなりのオーバーワークになることが
予想されます
それに加えて
多くの人々の声が
疑わしい人はすべて
PCR検査しろ
と言っているわけです
検体を取るのは
ほかでもなく
すでにオーバーワーク気味の
医療スタッフなんですよ
しかも
検査して陰性になったところで
30〜70%は感染している
可能性が残っているんですよ
いわゆる風邪でも
以前からあるインフルエンザでも
新型コロナウイルス感染症でも
基本的な治療は
対症療法
つまり症状を抑えることです
新型コロナウィルスに感染した
とわかっても
それに加えてできることは
有効かもしれない
抗ウイルス薬を使うことだけ
そして
韓国のデータを使って
多く見積もっても
亡くなる人は
感染したとわかった人の
1%前後です
100人に1人は
亡くなるかもしれませんが
99人は死にません
そんな状況なのです
疑わしい人を
すべて検査しろ
などというのは
エゴイズム以外の何物でもありません
限られた医療リソースをどうするかは
当事者に任せるのが一番いい
それでも当事者である
医療関係者は
かつてない負担を
すでに強いられている
しかもこれからその負担は
大きくなる一方だ
と私は考えています