建築展評│01│戦後デザイン運動の原点

Interview│佐藤玲子│川崎市岡本太郎美術館

建築展評
建築討論
Jan 11, 2022

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取材日│2021年12月15日

建築展評│01│

戦後デザイン運動の原点
デザインコミッティーの人々とその軌跡
川崎市岡本太郎美術館
2021.10.23―2022.1.16

建築学会が運営するウェブメディア「建築討論」では、月に1つの建築展を取り上げ、建築家による展覧会レビューと、展覧会担当者へのインタビューの2つの記事で展覧会を紹介していきます。本記事では、そのインタビューを動画で公開いたします。

話し手│

佐藤玲子(さとう・れいこ)
学芸員(川崎市岡本太郎美術館)。同館準備室を経て、1999年より現職。主な展覧会に「青山時代の岡本太郎展」(2007年)、「池田龍雄 アヴァンギャルドの軌跡展」(2010年)、「かたちとシミュレーション 北代省三の写真と実験展」(2013年)、「岡本太郎×建築展」(2017年)ほか。

聞き手│

根来 美和(ねごろ・みわ)
キュレーター。建築学(建築史専攻)修了後、空間デザインに従事したのち、現在ベルリンを拠点に活動。トランスカルチュラルな表象やパフォーマティヴィティ、デコロニアル理論と近代の再編成への関心を軸に、主に現代美術のキュレーションや舞台芸術作品の制作に携わる。https://miwanegoro.com/

本橋仁(もとはし・じん)
建築史研究者、博士(工学)。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手を経て京都国立近代美術館特定研究員。大正時代の芸術運動と建築との関係を研究している。おもな活動に家を渉る劇、図面表現懇親会など。 https://archive-tektur.net/

取材日│2021年12月15日

編集│本橋仁

内容│

0:00 ダイジェスト
0:44 連載・建築展評について
3:50 戦後デザイン運動の原点 展覧会の内容
40:50 紹介する芸術運動、その取捨選択
49:00 展覧会のためのリサーチについて
53:00 会場構成・デザインにおける工夫
55:00 オーガナイザーとしての岡本太郎
1:05:00 資料の見せ方、美術作品の見せ方
1:13:00 図録に会場写真を掲載した意図
1:19:00 企画展をサポートする常設展
1:26:00 岡本太郎を通して分野を横断していく
1:33:00 展覧会を開催してみて思うこと

開催概要

戦後デザイン運動の原点
デザインコミッティーの人々とその軌跡

会期:2021年10月23日(土)~2022年1月16日(日)
会場:川崎市岡本太郎美術館

主催:川崎市岡本太郎美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、DNP 大日本印刷、損保ジャパン、日本テレビ放送網、天童木工、堀内カラー、東リ
特別協力:日本デザインコミッティー
協力:松屋、多摩美術大学アートアーカイヴセンター、国立近現代建築資料館

会場構成:フジワラテッペイアーキテクツラボ

助成:芸術文化振興基金

同時開催:常設展「生誕110周年 ベラボーな岡本太郎」

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