建築展評│03│M＋
建築展評│03│M+
日本建築学会が運営するウェブメディア「建築討論」では、月に1つ建築展を取り上げ、建築家による展覧会レビューと、また展覧会担当者へのインタビューの２つの記事で展覧会を紹介していきます。
話し手
横山いくこ│Ikko Yokoyama
香港の新美術館M+のデザイン＆建築部門のリード・キュレーターとして作品収蔵や展示企画を担当。M＋以前はストックホルムを拠点にコンストファック/スウェーデン国立芸術工芸デザイン大学の展示主任、及びフリーランスのキュレーター、ライターとして活動。現在ICAM国際建築美術館連盟執行役員。文化庁文化審議会専門委員。
聞き手
根来 美和│Miwa Negoro
キュレーター。建築学（建築史専攻）修了後、空間デザインに従事したのち、現在ベルリンを拠点に活動。トランスカルチュラルな表象やパフォーマティヴィティ、デコロニアル理論と近代の再編成への関心を軸に、主に現代美術のキュレーションや舞台芸術作品の制作に携わる。https://miwanegoro.com/
本橋仁│Jin Motohashi
建築史研究者、博士（工学）。メグロ建築研究所取締役、早稲田大学建築学科助手を経て京都国立近代美術館特定研究員。大正時代の芸術運動と建築との関係を研究している。おもな活動に家を渉る劇、図面表現懇親会など。 https://archive-tektur.net/
取材日│2022年6月3日
編集│本橋仁
内容│
0:00 ダイジェスト
4:00 M+について
1:01:10 M+における「建築」のコレクション
1:10:50 コレクションに向けたリサーチについて
1:18:00 政治を超え、未来の残すためのコレクション
1:28:00 青木淳氏設計の「絵文字」のコレクション
1:30:50 コンテクストと共に、コレクションする重要性
1:30:50 大学への失望から北欧へ
1:40:00 北欧でキュレーションを学ぶ
1:46:00 建築のキュレーション、これから
