リドリー・スコット監督 / エイリアン : コヴェナント
「エイリアン・コヴェナント」公開日は、東京行ってたんで、
よっしゃ〜IMAX版とか観ちゃれ〜と思ったけど、特にやってなかったんで帰ってから観ました。
あのね「プロメテウス」よりはよかったかな。
ネタバレならないように書くのは難しいけど
主役は、ハッキリ言ってエイリアンではなく
アンドロイドのデイヴィッド(プロメテウスで出てきた)だ。
こいつが、マッド・サイエンティスト化した物語。
きょうび、新聞やメディアに AI の文字が躍らない日はない。
そんな昨今の空気を受けての、
「アンドロイドが創造性を持ったら」な内容は、
「生命とは、なんぞや」的な「エイリアン 3」以降、
高尚になっていったテーマを、そのまま受け継ぐものだ。
(ブレード・ランナーともかぶるな)
つまり、
感情移入がしづらく、小難しい。
あ〜そういう意味でも
エイリアン 1
エイリアン 2
は、傑作だった。
あ、「エイリアン 3」以降て書いたけど、
「エイリアンVS. プレデター」は別だよね。
これは、完全に少年ジャンプだから楽しい。
でも、
「プロメテウス」より
グロくてスプラッターで、
ホラーなんで数字はあがるのかな。
それにしても、
「プロメテウス」でも「コヴェナント」でも、
そうなんだけど、
登場人物達(宇宙船乗組員達)って、
何がいるか、あるいはあるか分からない宇宙、惑星に降りたって、
ほいほい不用意にいろんなもの触ったりするかね ?!
仮にもみんな、超有能な科学者だよね。
あれじゃ、
B級ホラーに出てくるバカ学生とさして変わらないじゃん。
ま、こんだけ書いても、
シリーズ見続けるけどね。
リドリー・スコットは、6作創るって言ってるらしいし。